#054 シラクーザで友達に再会した話(シチリア旅行記その2-1)
こんにちは、マルタのタマルです。先週はバタバタでブログ書く余裕なかったー!
気を取り直して本日シチリアはシラクーザに週末旅行した話をば。
シチリア在住の友達のこと
夏、1週間だけクラスが同じになった、なんだか馬のあう女の子がいました。彼女はシチリア出身で、シラクーザの近くに住んでいるとか。
というわけで、7月の時点で(まだ2人ともマルタにいるのに)「10月に会いに行っても良いかな!?」と彼女を予約して(笑)、週末旅行に行くことにしました。
以前も書いた通り、マルタからシチリアのカターニア空港はフライトわずか45分。しかも、パレルモと違ってシラクーザはカターニア空港からもかなり近いです。金曜の授業に出てから、日曜深夜に帰ってくるルートで、十分満喫できそう!
前回、シラクーザも行きたかったのですがかなわなかったので、良い機会となりました。
19:00 シラクーザに到着!
カターニア空港からバスで1時間、シラクーザに到着しました(バスに乗る時、「あと2分で来るよ!」と言われて死ぬほど焦ったけど無事に乗れた)。シチリアという島のノリには慣れていたので、前回のように時間をロスすることもなかったのはよかったです。
着いた時刻は19:00ごろ。バスを降りてから宿まで20分くらい歩きました。
シラクーザという街は、ざっくり古代遺跡が数多く残る「歴史地区」と景観よしの島「オルディージャ地区」の二つに分かれています。
オルディージャ地区はかなり観光用に開発されていて、服屋や雑貨屋、カフェなども多いし、道幅が広く街灯も明るいのでその他シチリアの街と比べてもかなり安全に感じました。私にとって、治安というのが旅の中でかなり重要な要素だなあとつくづく実感。
12:00 感動の再会
翌日のお昼。ついに彼女と再会!!パーソナルスペースが広めの私ですが、この時ばかりはハグを禁じ得ませんでした。たった3ヶ月しか経ってないのに!
彼女のいとこが働いているという地元の人しか入らなそうなシチリア料理屋でご飯を食べました。とってもおいしかった!
オーダーはお任せしたんだけれど、パスタが今まで食べたことのない食感と味がしました。少し甘いのです。「フェンネル(和名はウイキョウ)」という植物を使ったシチリアの伝統料理だそうです。こういうのも自分では頼まないだろうから、現地の人に教えてもらえるのいいよね。
14:00 Duomo di Siracusa
オルディージャ地区の見どころの一つ・Duomoへ。シラクーザでは「Santa Lucia」という聖女がとても有名で、彼女が描かれている絵画が各大聖堂に見られました。彼女の"生涯"はなかなか過酷なものでしたが、それゆえ目や視覚障害者の守護聖人と言われているそうです。
15:00 Fonte Aretusa
ギリシャ神話に由来する、純潔を守るこのを願った妖精アレトゥーザが変えられたという泉。パピルスがたくさん自生しています。
ここから続く海沿いの道は西側を向いているようで、絶好のサンセットビュースポットなんだとか。この日はあいにく曇りだったけれど、晴れの日に来てみたい!
16:00 Castello Maniace
海岸をグーっと歩いていくと、島の端に立つマニアーチェ城へと辿り着きました。13世紀初頭に建てられたのち、16世紀は軍用施設として利用されていたそうです。ここはかつてG8環境大臣会議が行われた場所でもあるそうです。
17:00 お別れ→腹ごしらえ
彼女は家族と予定があるとのことでここでお別れ!いやー本当に会えてよかったなあ。彼女はシチリアにいる間あまり英語を話す機会がないようで、自分の英語力の衰えに驚いていました。今度はとりあえず電話しようかな。
その後は特にやることもなかったので、前日人がいっぱいで入れなかった、地元で大人気のレストラン「A Puita」に早めに入ってみました。
と言っても、そんなにお腹が空いてなかったのでスープのみ笑
美味しかったけど、こんどはがっつりメニュー頼みたいなあ。
そんなわけで
この日は友達との再会メインでした。彼女がうまくアテンドしてくれたおかげで、オルディージャ地区を満喫できました!やっぱ地元の人がいるの、違うなあ〜。
この旅行記、次の記事まで続きます!もしよければお付き合いくださいませ。それではまた :)