見出し画像

金貨/ペンタクルの8

金貨/ペンタクルの8

画像1

大まかな意味(正位置の解釈)

  金貨を手にした人物が1枚の金貨に何かを彫っているようです。彼が既に作成した6枚の金貨は壁に掛けられており、これから着手する1枚は足元に置かれています。未来を示す右側を向き、一途に仕事に取り組んでいるこの人物は技量を磨いている最中なのでしょう。彼の仕事ぶりを怠慢だと叱責する上司などが描かれていないことから、きっと彼は腕の良い職人になっていくであろうことが期待されます。仕事に集中する熱量が尋常ではありません。仕事や成果を得るには集中して黙々と努力し、技を磨く期間が必要であることを示すカードです。
 ★大まかな意味:目標に向かって一途に努力している状態、一心不乱の集中力、未来のために努力を重ねる様子や状態
 ★人間関係/恋愛上の意味:(関係が遠くても近くても)関係よりも集中したい事柄がある状態でほぼこちらには無関心、(非常に関係の熱量が高い場合)この関係に一途に賭けているとても熱の入った状態、(師弟関係などの場合)教えを吸収しようと生徒が一生懸命になっている、先生側も教えていて技量を磨けている
 日常における物事との関連:OJT、職務上必要な能力などを一心に磨くこと、何かに集中している状態、伸びている組織、技術革新が起きそうな雰囲気

逆位置


  逆位置になると、この人物の一途さが裏目に出るか、あるいは続けてきた物事を投げ出すかしてしまいそうです。努力を続けて技量を磨くはずが、自分に疑念を抱いてしまったり、あるいは単純に疲れて投げ出してしまいそうです。時には休息をすることも大切です。続けていれば確実に何らかの成果は得られるでしょうが、今まで続けてきたことをここで一旦区切りとするか、あるいは英気を養って再開するかを状況に応じて見極めたいところです。
 ★大まかな意味:スランプ、怠惰な気持ち、技術の習得が中々進まないこと、中々進まない状況の中で頑張っているが疲れてしまっている、他のことにも目を向けようとしている、気分転換の必要
 ★人間関係/恋愛上の意味:真面目に頑張る要素が多い関係に疲れている、そのために他の楽しいことに目が向きそうになっているか既に向いている、(関係が遠い場合)長く取り組んでいた物事が進まず、今は人間関係どころではない、疲れている
 日常における物事との関連:スランプ、学生の場合は難しい単元など、企業の場合は士気は高いもののプロジェクトの進捗が遅れている案件など、教育の成果や改良の結果が中々出ない状態

ここから先は

2,882字
この記事のみ ¥ 100
期間限定!PayPayで支払うと抽選でお得

この記事が参加している募集

よろしければサポートお願いします!サポート頂いた費用はタロット解説に活かしていきます!記事のリクエストをくださってもいいんですよ……?