本能を射抜く薔薇の香り
オンライン化が進む中、この香りだけは、どうしたってオンラインでは味わえない。
今回仕入れた香り高き薔薇の名は、「イントゥリーグ/ Intrigue」。その意味は「謀・はかりごと」。ええ、まんまとはかられてしまいました(笑)。
その香りに、本能を射抜かれたような衝撃です。やられた!という感じで、もう衝動買い。
リースレッスンが続く中、森林の香りに癒される日々を過ごしていましたが、今回は薔薇の香りに包まれています。
先週末よりキャンドルアレンジメントのレッスンが始まりました。画像は生徒作品から。
バラに限らず、花にはそれぞれに魅惑的な香りがあります。昆虫や人間たちの本能にうったえる香りは、種を継いで行くための企み。
チャイコフスキーは、パトロンのフォン・メック夫人にこんな手紙を送ったそうです。
人は自分をだまし幻影の幸せに浸るためにワインを飲みますが、音楽はごまかしではありません。それは天からの啓示です。
花の香りも天からの啓示かもしれません。
オンライン化が進んでも、これだけは時代に抗って継がれて行くのでしょう。