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美味の哲学
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家の玄関にあるモミの木に、姪っ子が飾り付けたクリスマスツリー。「ちょっとオーナメントが足りなかったの〜💦」とのこと。
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そうね、電飾が中央にかたよったかな。
でも、それもご愛嬌。ギラギラした飾り付けよりも、温もりを感じさせます。(←おばバカ)
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先週末は甥っ子24歳の誕生日会で、実家に集いました。3ヶ月ぶりに包丁を握り、TAMAKIシェフ大活躍!
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バースデーケーキの代わりに、ほうれん草のキッシュにキャンドルをさしました。
姪っ子が工夫したクリスマスツリーにしろ、手製の料理で祝う誕生日にしろ、そこに創意工夫があるから楽しい。
私の味の決め手は「創意工夫があるか」です。レシピ通りはナンセンスであり、毎回同じ味になるのはつまらない。だから毎回真剣勝負で新しい味にかける!
今回大成功だったのは、みんな大好きトマトソースパスタです。甥っ子が一口食べて「蟹だっ!!」と喜んだのにニンマリ。
ふふふ、そんな高級な食材は入っていないのだ。それはシーチキンであった。トマトソースにツナ缶を入れ、そこへアサリの水煮缶を汁ごと投入して海の幸の風味が加わっただけなのです。
花と同様に、料理も美しい味とは何だ?と哲学することでオリジナル感が出せます。そして、愛情という土壌があれば、それは人を幸せにする。
だから、「これが正解です」という味に縛られず、どんどん哲学して、チャレンジすればもっと人生は楽しくなるでしょう!
そして時間は有限だから、つまらない時間は1秒たりとも許さない。そんな勢いで2022年を迎えよう。