読書記録~品行方正への道~
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コロナ禍きっかけで、100%在宅勤務導入の会社が増えてきました。
リアルに同僚と会うことが少なくなると、コミュニケーションは文面やり取りか、オンラインミーティングになってきた。
対面コミュニケーションだと、五感に加えて相手のオーラを読み取って、相手の心情や意図を推し量る。しかし、オンラインコミュニケーションだと視覚と聴覚がメインとなり他の感覚は使えないことが多くなってしまった。
在宅勤務に突入して、オンラインコミュニケーションでの私の課題が発覚しました。①相手の解釈力に頼ってしまっていて、相手の意図やリアクションをこちらから探りにいく努力が足らなかったこと。相手が理解しやすいよう、わかりやすい説明を心掛けていなかったため、「なんて言ったらいいんだろう?」と悩むことが多くなりました。円滑な意思疎通とは、互いの認識が一致していることで、ビジネスではアタリマエな話です。②相手の発言を字義通りに受け取ってしまっていたこと。相手が意図したように私が受け取れていなかったことです。必要以上に傷ついてしまい、「なんであんな言い方するんだろう」と疑心暗鬼になってしまうこともありました。
(長くなりましたが)
円滑な意思疎通のテーマは品行方正です。できてないからうまくいかないんだなと反省し、修正をかけていきたいと思います。
#山崎武也 さん『気くばりがうまい人のものの言い方』です。
好きなパートは
〇「プラスの方向」に解釈し「ポジティブな表現」を
→真実を追求しすぎると、物事のレベルを自分の物差しで測ってしまって、評価してしまう。ネガティブな評価も多々ある。最近私が自覚した教訓があって、「自分以外の人や物事を評価しないこと」です。他人の自慢に付き合わないことと同義かなと思います。他人の自慢に聞き入ってしまうと、「それって本当にすごいの?」と疑念を持ってしまったり、「隣の部署の〇〇さんの方ができるはず…」と余計なことに気づいてしまいます。他人発信の自慢の場合は張り合ってはいけなくて、相手を過大評価してポジティブにほめる。ここが大人になれるかどうかの境界線だと思いました。
〇またこの人に会いたくなる心に残る一言
→「印象的なかたちで相手の心に残る人」を目指す。感じがいい人と思ってもらうには、こちらから材料を与えることが必要。後輩の女の子でとっても尊敬できる子がいます。言葉遣いがとても丁寧で、物事や人に対して真摯な姿勢を崩さないんです。年齢やキャリア的に、できないことが多いから一つ一つに時間がかかってしまいます。「時間をかければいいなんて、仕事の仕方がわかってない」と嫌味を言われる始末。給与が発生している以上、その意見を無視できないけれど、そこまで言わなくても…と私も内心むかむか。尊敬ポイントは、嫌味をいう先輩に対してもその子は礼儀正しく接し続けたことです。私だったら凹んでその先輩を避けてしまったりと少しばかり気持ちが態度に出てしまうかも…と私が勉強になりました。彼女の言葉の選び方は本当に頭が下がります。
私はまだまだ品行方正には遠いですが、教科書は何度も読んで体得したい。