【一人旅】2023.05 試される大地・北海道へ
5月。
新緑が溢れる北海道へ、ふらっと一人旅に行ってきました。
ちょうど1年前の5月にも北海道に来たのですが、ワーケーションだったこともあり仕事の傍らでの観光となるとちょっと物足りず。。。
でもそのとき気付きました。
春の北海道は最高だと。
気候もちょうど良いし、どこを見てもお花がたくさん咲いていて癒される。
GW明けだとそこそこ閑散期で混雑回避もできる。
そして何を食べても美味しい。
良いことしかないじゃん。楽園じゃん。
そんな感じですっかり北海道の魅力に取り憑かれて、今回は気ままに3泊4日です。
▶︎行きたいところ・やりたいことリスト
ふらっと~気ままに~とゆるい感じで行こうと思っていたので、あんまり細かく決めずに予定を立てることに。
絶対に行きたいところだけ決めたけど、他にも行きたいところが山ほどあって候補がかなり控えてます。
余裕があったら思い付いたところへ出掛けたり、美味しそうだなと思ったものを食べたり。
そして気合が入りすぎると途中で力尽きるので、出不精モードに入ったときを想定してホテルもちょっと楽しそうなところを予約してみました。
予防線もばっちりです。
▶︎旅はいつも早朝の羽田から
AM6:30。羽田空港。
朝の羽田空港の空気ってなんだか旅の始まり感があって好き。
そして本日の飛行機がこちら。
\アローラロコンジェット/
ロコンジェット2回目だけど、何度乗っても可愛いがすぎるーー。
私のポケモンは初代から飛んでXYで止まってるので完全にわかなのですが、それでもテンション上がる可愛さ。
アローラロコンがAIRDOの機体ラッピングに採用されているのにはちゃんと理由があって、「雪山に生息するきつねポケモン」という雪国との関連性から北海道のPRキャラクターとして公式採用されているようです。
(北海道だいすき発見隊というプロモーションで、アローラロコンが隊長、ロコンは副隊長)
日本各地にポケふたというポケモンのご当地マンホールが設置されているのですが、デザインも凝ってて可愛いので必見。
小樽はステンドグラスイメージなのかな。行くとき忘れないようにチェックしないと。
北海道のポケふた一覧はこちら
ちなみにポケふたは地域での落差がマジでやばいので、全部かわいい道民大勝利。
さて、前日寝てなかったので仮眠を…と思ってたけど、久しぶりに窓側席だったのでずっと窓の外見ちゃうやつ。
乗客も少なく、悠々快適フライトでした。
機内サービスのホタテスープも初めて飲んだ。
美味しかった。
▶︎試される大地・北海道へ
離陸から1時間半で、あっという間に新千歳に到着。
電車でサクッと札幌へ移動。
新千歳はちょっと雨が降ってたのですが、札幌はとっても良い天気。
ちょっと大丸に寄りたくて、開店までの時間潰しに札幌駅のお土産屋さんに入ったら出会ってしまったよね。
うにおかき!!
去年は完売していたのに、こんな山積みで!
はい、買いまーす。
せっかくなのでお土産というか、滞在中のおやつを買うことに。
月寒あんぱんも買いまーす。あんぱんと一緒にホテルで飲む用にご当地のドリップコーヒーも買いまーす。あとはホタテチーズとか塩気のおつまみ系も買いまーす。
ステラプレイスの1階にある北海道四季マルシェというお土産屋さんですが、新千歳空港でよく見るラインナップとはちょっと違う品揃えです。
なかなかセンスのよきお土産が揃っていましたので、荷物持って移動が苦じゃない方はぜひ。
▶︎札幌駅〜狸小路
来たばかりなのに荷物を色々増やしたところで一旦ホテルへ向かうのですが、JR札幌駅から狸小路にあるホテルまで徒歩24分。
加えてこの日の札幌は26℃となかなか良い天気。
大人しく地下鉄で…と思ったのに、今回も不眠続きで寝ていなくて(むしろ悪化してた)頭が働かずにポンコツムーブを繰り返してしまう。
地下鉄の入り口が分からず東奔西走して30分くらいうろうろ。
えっ、普通に歩いて行った方が早かったんじゃない?と、そこからまたホテルまで歩くことにして更に迷子に。
何故かルート上にはないはずの赤レンガ庁舎の前を通過。
通ったときは気付かなかったけど、あとでよく見たらハリボテでした。クオリティの高いハリボテ。
力尽きそうだったけど、ゴールデンカムイ展の看板を見つけてちょっと元気になった。
▶︎LAMP LIGHT BOOKS HOTEL札幌
結局1時間近く彷徨ってようやくホテルに到着。
今回拠点にするのが、狸小路の端っこにあるランプライトブックスホテル札幌。
"ブックスホテル"というだけあって、旅とミステリーにまつわる本を中心に4000冊の書籍が揃えられており、利用者は自由に読むことができます。
カフェも併設されていて24時間営業。
引きこもりモードになったらここで本読んでのんびりできそう。
ホテルの詳細についてはまた別記事で。
荷物を預けるときに、自分の名前と何泊するのかが思い出せず「あの…えっと…フフッ(謎の笑い)」ってなった。絶対に変な客だと思われた。しんどい。
▶︎鮨処 西鶴
エネルギー補給すべく、お昼ご飯を食べに近くにあるお寿司屋さんへ。
狸小路のアーケード内にある鮨処 西鶴。
記念すべきファースト寿司は、ランチ限定のおまかせ1.5人前盛り!
これでお味噌汁や食後のコーヒーなどもついて1,100円。
小さめのお寿司でネタの種類が多いの嬉しい。
チェーン店ですが、提供も早くてスピーディーに食べられるので満足。
お寿司を食べ終わった時点で12時を少し過ぎたところ。
午後からモエレ沼公園に行くつもりだったのですが、まだ時間も早いので寄り道してみることに。
▶︎北海道大学植物園
駅に行くまでのちょうど良い場所にある北海道大学植物園。
予備知識なしで来てしまったので、入園してあまりの敷地の広さに戸惑う。
植物園だと思っていたら民族資料館や重要文化財となっている建築などもあり、どこから見たら良いやら…
所要時間が内回りコースで45分、外回りコースで2時間弱とのことなので、サクッと回ろうと思いとりあえず1番最初にお目当ての博物館へ。
・博物館本館
外観以上に、そそられる内観。
動物の剥製がずらり。
入るとすぐにヒグマがお出迎え。
エゾオオカミとかニホンオオカミの剥製って不細工なのが多いからもう少し可愛く作ってあげて欲しいといつも思う。
こんな感じで北国の生き物が剥製や骨格標本で展示されているのですが、1番衝撃だった剥製がこちら。
南極観測で活躍した樺太犬「タロ」。
南極物語のタロ、ジロのタロです。
えっ!?って思わず声出ちゃった。
ジロの剥製は上野の国立科学博物館で展示されていますが、タロはここに居たのね…。
なんとも言えない気持ちになって、タロとジロと一緒にいさせてあげて欲しいと思ってしまう。
実際にそういった運動もあったようです。
>その後は再び、北海道大学植物園でタロの剥製が、国立科学博物館でジロの剥製が展示されている。
なぜなのか!!
2匹とも稚内出身なので、故郷に還してあげて欲しい…。
樺太犬自体、今はもう絶滅してしまっている種なので剥製として貴重なのかもしれません。だからきっと科博にもサンプルとして置いときたいのかも。
ただ科博の忠犬ハチ公とジロの剥製の並びはなんとも言葉にし難い気持ち悪さを感じていたので、今回も犬好き(過激派)としては解せない気持ちのまま博物館を後にしました。
人間って本当に罪深い生き物だわ。
ちょっと涙ぐみながら(南極物語とごんぎつねとスーホの白い馬は思い出しただけで秒で泣ける)外に出ると、ピンクのツツジが満開。
お天気も良くて、ピクニックしている人もちらほら。
稀にリスやキツネなどの野生動物も居るそうです。
リスくらいならいないかなと上を見上げると、
大きい松ぼっくり??
見たことない、初めて名前を聞く不思議な植物がたくさん。
ハンカチノキも始めて見ました。
…なんかこわい!!
幽霊みたい!
他にも色んなコンセプトに基づいて植物が栽培されています。
・北方民族植物標本
みんな大好き、ギョウジャニンニク。
去年醤油漬けの瓶詰めをお土産で購入したんだけど、塩分強過ぎて食べきれなかったな…。
美味しく調理されてるやつに出会いたい。
・高山植物園
植物園内でツツジ3種類くらい見た気がする。
・植物園温室
北の植物だけでなく、温暖な地域の植物も。
他にも果樹園やバラ園、湿生園といった植物展示ゾーンがあります。
じっくり見て回ったら2時間じゃ収めまらなさそう。
北方民族資料館も行きたかったのですが、そろそろ力尽きそうだったので離脱しすることに。
入園料も420円とお安いので、また来た時にのんびり見よう。
ちなみに今年の7月から朝ドラ「らんまん」ゆかりの牧野富太郎博士の企画展も行っているそうです。それはちょっと見に行きたい。
季節を変えて何度でも足を運びたくなる場所って良いですね。
新緑が眩しい北海道大学植物園でした。
モエレ沼公園に続く。
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-- --thakyou!!-- --
たくさんのスキありがとうございます🙌