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2024.11月 第1週の日記


11月1日(金曜日)

明るく穏やかな空とさざなみのような雲。
果物が美味しい季節がやってきた。
りんごも種類が豊富。

月初めに更新されるいくつかの星占いを見るのが毎月のささやかな楽しみ。

天気図は西の方から雨が降り始めている。
からだの端々に低気圧を感じながら締めの作業を終了。
動いている時の方が不調を忘れられる。

帰り道、小雨のなか歩いて
いつもの書店兼カフェへ。
週末の解放感。
背中に羽をぱたぱた広げて。
きっといまは自由に空も飛べるはず。

店内は音楽もグッズもすっかりクリスマスだった(昨日まではハロウィンだったと思うけど)。
季節限定の紅茶のラテが美味しかった。
トロピカルな果物の香りがした。

▶夜、すき焼き


藤井風さんのドキュメンタリーを観る。
悩んでいる藤井さんもまた青春だなぁと思った。
例えば実家に帰ってお母さんのなんてことないお味噌汁食べたり、
自分の部屋でだらだら漫画読んで時間を忘れたり、夜中にコンビニ行ったり、
そんな時間もいいんじゃないかなって、
もし私が友だちだったらそんなふうに声を掛けたいな、と想像した。

✳︎

ハローキティ50周年記念の記事が新聞で特集されていた。
コアラのマーチくんからのメッセージがとても可愛いかった。



11月2日(土曜日)

昨夜から雨が降り続く。肌寒い。

運動不足だから、駅ではエスカレーターを使わずに階段で行こうと決める。

髪を切りに出掛ける間も降ったり止んだり。
美容師さんがお祭りの時のお神輿の様子や
ヘアセットの写真をたくさん見せてくれた。髪飾りなども自作されたそう。
華やかでかっこよかった。
また来年、一緒にお神輿を担ぎませんか?と誘ってくれてうれしかった。

以前月島に住んでいたことがあって、
3年に一度の大きなお祭りではお神輿を担いでいるひとたちに
ばっしゃばっしゃと水を掛ける。
お祭りの翌日、さまざまな家の軒先に濡れた地下足袋が干されている。
自転車のハンドルに一足ずつとかね、
その長閑で平和な光景も思い出した。

お昼は教えていただいた紅茶の人気店へ。
初めてだったけど、雨のせいかするっと入ることができた。

ランチを待つ間、お店に置いてあった雑誌POPEYEを読んだ。
住んでいた街のコラムで、ずんの飯尾さんと地元が近いことを知る。
そしていまは武蔵小山で暮らしているのかな。私もつい数年前まで住んでいた。
お見掛けしたことはなかったけれど。
勝手に親近感。

注文したポークサンドとスパイスミルクティーはどちらも美味しかった。
サンドイッチは、トーストしたパンに豚肉のソテー、野菜やゆでたまごが
ぎっしりはさまっていた。
紅茶のポットには手作りのカバーがついていて、しばらく温かった。
お店の方の笑顔もやさしかった。

そして静かな感動ポイントは、
ポットとミルクピッチャーの注ぎ口のキレの良さ。
こぼれるかな?こぼれな〜い。
もしお店を開くなら、こういった道具を見つけ出そう、と思った。

次第に混み始めたので、お店を出る。
それでも1時間くらいゆっくりできた。

家族のおやつに駅前であんぱんとバナナマフィンを買う。
本屋さんで少し立ち読みして帰る。

夜遅くまでパソコンを見ていたけど急に飽きて、飽きた自分にもおどろきつつ、
お風呂に入って寝た。


▶︎コアラを描く練習