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「ハンバート家の平日」2019.12.19

僕が日本で一番好きなミュージシャン ハンバート ハンバートのライブを初めて観ることができました。
彼女達を教えてくれたのは、昔 通っていた今はなき下北沢の美容室「Sobei 」のマスター。
彼は佐藤さんがまだソロで「ラカーニャ」に投げ銭ライブをしていた時からの知り合い。
会場は閉館が決まっている中野サンプラザ。
 以前 ここでよくNew Wave のバンドを観ましたが、こんな狭かったんだっけというのが第一印象。
 開演前の会場では アイリッシュダンスミュージックが流れ、小さな子供連れも多い。場内にはアナウンスが流れ「お子様連れのお客様は、周りのお客様のご迷惑にならぬようお子様がお疲れになったときは、ロビーに移動してください。」「開演後の撮影は、携帯電話の画面の光が、お客様のご迷惑になりますので、電源をお切りください。終演後、ステージの前にハンバート・ハンバートがステージの前に出てきたときは、自由に撮影いただけます。お客様が同じ条件での鑑賞にご協力ください。」オープンでありながら しっかりコントロールされ、スタート。
 佐藤さんがフィドルを引きながら登場。続いて佐野さんはカラフルなスカートを纏ったアイリッシュダンサーのように少し、飛び跳ねながら続きます。佐藤さんはフィドル、ギター、マンドリン、バンジョー、ピアノと音楽のミューズに愛されているように自由に楽器を持ち替え、佐野さんは、相変わらずの素晴らしい声、そして唄。その印象的で美しいメロディにブリティッシュ・フォ―ク、アイリッシュ・フォーク、ゴスペル、ニューオリンズなど様々な音楽のスタイルが聞こえるアレンジで演奏された素晴らしいコンサートでした。
休憩をはさんだ2部ではしっかりツアーグッズや会場限定CDの宣伝をされ、ロビーの売店は長蛇の列(会場前の5時から販売していたらしい)。配られたアンケート用紙に終演後、一生懸命記入するファン。2月に行われる渋谷クアトロでのライブの選考抽選が申し込めるQRコード付きチラシも来場者限定で配られるなど、音楽の素晴らしさだけでなく、会場の運営、CRMのうまさにも関心しました。

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