山梨の継承される文化「無尽会」

山梨県には、「無尽会」という活動がある。

この「無尽会」というものは、
特定のメンバーで集まって食事や飲み会をすること。そして、その時に食事代とは別にお金を出し合って積み立て、メンバーが順番に使ったり、グループの目的のために役立てたりする習慣である。

鎌倉時代に始まった
庶民同士の融資制度が始まりである。
そして、冠婚葬祭などまとまった
お金が必要になった時、お互いに
助け合うために作られた制度である。

つまり「助け合いの精神」である。

山梨県では、この無尽会が
飲食店を支えられてきたと言っても
過言ではない。

その無尽会が6月から再開できるように
飲食店と連携を取りながら、
感染予防の対策も取り、
徐々に普段の生活に戻ろうとしている。

無尽会を再開させる活動を行うことの目的は、
今苦境に立たされている飲食店を救うため。

つまりここでも助け合いの精神である。

このような文化が若者たちの考えの中では、
衰退し、この良き習慣がなくなってしまう。

よし、私も無尽会を作って、
友人と近況報告を兼ねながら
お互いを助け合える集団を作ろう!

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