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➀妖怪たまたび鳥取&島根 源泉掛け流し吉岡温泉

2年ぶりの妖怪たま旅そして忘れられない出雲鰐淵寺骨折事件からは3年。
何が妖怪かっていうと、2日目の後半から参加する治療院の先生が妖怪さながらのダーク感と自由さを持ち、私の妖怪アンテナがビビッー!と反応しまくる75才。
水木しげるロードには行かなかったけど、天然記念物であるカツラの木は不思議な場所でした。

兵庫から島根まで2泊3日の旅程はこちら!
1日目:兵庫→智頭→落河内のカツラ→吉岡温泉
2日目:吉岡温泉→大神山神社→玉造温泉(妖怪先生はここから参加)
3日目:玉造温泉→足立美術館→松江→兵庫

寄り道や送迎含め移動U距離ざっと700kmの旅となりました。

地元を9時に出発、ここから鳥取までは3時間弱です。
雨を心配していましたが、暑いぐらいの快晴で天気は今のところもってくれています。

今朝のOMEZAはたまひろ作レモンカードと父作のレモンジャムを、
まずはアールグレイのスコーンに載せて。
それからクリームパンの要領でサクサクのクロワッサンに詰め込んだら、まぁ最高!
ごちそうさまでした☆

ランチに立ち寄ったのは智頭。
宿場町の駐車場でほっこりするお爺さんの営む小さな小さなお土産屋さんできくらげの佃煮をゲット☆
原材料が素朴で素晴らしい!

智頭町は鳥取県東部、岡山県北部に隣接する町面積の93%が森に囲まれた杉の町です。古くから因幡街道と備前街道が交差する要衝で、参勤交代の宿場町として、明治以降は林業の町として栄え、人を呼び、職を生み、文化を創ってきました。

智頭観光協会より

智頭の宿場町から少し離れたところにある山のブランというレストランで昼食にしました。
ジビエを得意としているレトランで、我々がいただいたのはキャベツとじゃがいものスープ、鹿のローストサラダ、ほうれん草とゴートチーズのピザ。

映えの店内。手作りスイーツも販売中
燕珈琲、シトラスタルト、バタースコッチプリン

さて、本日の大目玉、落河内(おちごうち)のカツラを見に行きます。
グーグルで見ると、トトロに出てきそうな大木だったのでとても楽しみです。

あれあれ~?
さっきまでの快晴が嘘のように、車を走らせるうちにあっという間に空が暗くなって、道路脇の木々が道路に覆いかぶさる様に見えてくる。
森が深くなるといつもは嬉しいのに、なんだか腹が重くなってくる。

到着と同時にSaoriが言う「うわっ。。。。」

とりあえず外に出て看板を読んでみる。
樹齢推定1000年。
木の側にいけるように小川にかけられあ小さな橋みたいなものがある。
写真を一枚パシャリ。その後は手が動かない。

いつもならぐんぐんと足を踏み入れるのに、何故か足も動かない。
カツラの大木を目の前に、何故か安心できない。
ふと青森の木々の安心感を思いだす。
何故かはわからないけれども、安心できないということは動物の直感だろうか、長居は禁物。
Saoriもぞわっと感を感じ、私も肩が重くなってきたので急いで車に乗り込む。と同時にバケツをひっくり返したようなどしゃぶりの雨。
そこから小一時間は前が見えないほどの大雨。

あぁ~こわかった!
あの世とこの世の境目、黄泉の国への入口。あの橋は三途の川だったのだろうか。。。。。
立山等に感じる畏敬の念。とはちょっと違った畏怖の念。
確実に何かおどろおどろしいものが渦巻いていた。

カラ〜ン、コロ〜ン、カランカランコロンッ。
どこかで鬼太郎の下駄の音。。。。

美しい世界を堪能された方もいるようですので、あなたがどんな世界を体験するかは行ってみてのお楽しみ。


何軒か川原町の窯元を回ろうと予定していたけれど、大雨の為、お宿へ。
途中気分転換に道の駅かわはらへ。
とうふちくわが名物とのこと。
我々はあごのちくわと、チーズ、日本酒をゲット。

鳥取市の吉岡温泉、おかじま。
一品一品心がこもっていることがわかるお料理に、女将こだわりのセンスが光る器の数々。

Photo by Saori。ありがとう

サザエのつぼ焼きが美味しすぎる!
アスパラの天ぷら、県内でしか流通していないモサエビも最高!
温泉は貸し切り2種で半露天風呂のひのきと岩風呂。
入ったらわかる、本物のやつ。
少し触れただけでわかる、本物の湯。
弱アルカリ性の源泉かけ流しです。
気持ちのよいお風呂に感動して、食前、食後、翌朝と3回入りました。お休みなさい。2日目につづく。

温泉お宿 おかじま | 吉岡温泉旅館組合【公式サイト】 (yoshiokaonsen.com)




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