大切な友の旅立ちに送る 僕なりの形の感謝状【4年間の想いを込めて】
初めて4年間寄り添ったかけがえのない友へ
教員になって4年が経った
この4年間ありがたいことに僕は周囲に恵まれていた
新型コロナウイルスの影響の中で何かしなければならない
そんな想いでがむしゃらに動いたことでかけがえのない友に出会えた
これまで多くの学生と会ってきたが、昨日は初めて大学1年生から4年生までそばで見ていた友の旅立ちの日だった
卒業式の後に、夜遅くにインターホンがなった
クラスの子ども達への文集の準備を終えてくたくただったけど不思議と体は軽い
扉を開けるといつもの飲み友がお酒を片手にそこにはいた
なんだか不思議な感情だった
大切な友の旅立ちに送る、僕なりの形の感謝状
大空優太と向き合う重さを知った4年間
実は君との付き合いが一番が長いんだね
君がまだ高校生の時、オンラインのイベントで初めてあった時に
「この子とこれからも関わっていけたら楽しそうやな」
そう思って実は自分からSNSをフォローしたことを今でも覚えている
それから新型コロナウイルスで、外に出られない中で、色んなことに挑戦したね
君のもっているセンスはやっぱり光るものがあるんだけど
個人的には、それ以上に君が地元のことを愛していて
そのために大学生になっても高校生のために駆け回る泥臭いところが好きでした
それから月日が経って、物理的に栃木と東京で距離があったことでなかなか会えないでいたけど、1年生の年末くらいに小平の我が家に泊まりに来た時に、ロフトの上からぞらを見て、なんてスタイルのいいおしゃれな奴なんだとシンプルに嫉妬をしたのも覚えています
そこから東京に来るたびに語り合ったね
遠いのに気になる不思議な存在でした
どうしても君の近況が心配になった僕がつい電話してしまうくらい話したいやつで
僕のことを年齢とか肩書とかではなく、友達として接してくれていたからかな
いつも「志信さんは志信さんの幸せを早く大切にして欲しい」って言っていたね
新型コロナウイルスが収まり、君がサッカーに恋に友情に走り回り、青春を謳歌している頃、僕もなかなかに多忙を極めていて、せんせいのたまごの面倒も見れていなくて、1年くらい顔を見ていなかったね
たぶんこの時期のことを今でこそ君は必要な時間だったって口では言うけど、この時期の同期の活躍を見ながら「俺にはそういう生き方はできない」と一線を引いて距離を置いて、なんとか心の安定を保っているようにも当時は見えていました
どうしているか心配しながらも、たまに電話して話すのはお互いが近くの人には話せない恋愛相談を語るか、君からの筋トレ勧誘トークを聞いて終わっていたね
4年生になって就活で東京に来ることが増えて、少しずつ君との飲みながら語り合うことも増えてきました
そんな中で起きたドタキャン事件
そして、就活で生き方を悩みだす君の姿を見て、もっと早く寄り添ってあげれていればもっと違ったんじゃないかとお節介の勝手な後悔が盛大に発動していました
それと同時に君の周りの大人に怒りを感じていました
どうして大空優太という存在が在りたい姿で輝くようにもっともっとできることはあったはずなのに、どうして、と悔しくて涙したこともあったり
身近な人を大切にすることが何よりも大切だったはずなのに、急にもう一度走りだそうとして、見えているものが見えなくなって
信用していたら何をしてもいい訳ではないことはもう君が一番知っているね
それでもちゃんと大空優太として、歩んでいく覚悟を決めたからこそ見取り合宿では、ちゃんと絶望したね
下の世代を見て、4年前の自分を思い出していたんだと思う
センスだけでは覆せないものあること
この4年間で生まれた思い描いていた自分とのギャップ
でも、その分自分が手に入れたかけがえのないもの
どれもかけがえのない財産です
2年生の君の誕生日の日に綺麗な虹が出て、誕生日のお祝いと共にメッセージを沿えました
旅立つ君に改めて同じ写真をこの文の最後に送ります
大きな空にかかる大きな虹のように出会う人の希望となりなさい
かっこつけなくていい
君は誰かのためにもがいている姿がいちばんかっこいいんです
これからも友として飲み語らい合いましょう
また恋愛相談にでものってください
いつも心配してくれてありがとうね
小西佑奈と世界を知った4年間
君と初めて出会ったとき
なんか勢いがすごいやつがいるって思って
素直におもろそうって感じてた
知りたいという感情よりも何をするのか見てみたいみたいな好奇心の方に近い感情だと思う
小西との4年間はお節介焼きの小泉志信の真骨頂みたいな時間だったと思う
オンラインサロンで3か月間一番勢いがある時を共にし、その後新しいワクワクを見つけて旅立っていった
行動力がすごくて、僕もマグロみたいと言われるが小西には負けるといつも思っている
でも、どこか危さもあって、そのせいで目が離せないでいたんだと思う
1年生から大きな団体の代表になって、そのことで悩み
カレー屋を始めて、色んな大人に出会って悩み
月に一度我が家に来て、泣いて帰る生活が続いていたね
10回飲みに誘って1度来るか来ないかだったのに心配になって電話して
挙句東京リベンジャーズが読みたい時は、自分のペースで家に上がって漫画を読んでただ帰っていたり
それでも君を僕が見捨てなかったのは、小西という人の才能を大きさを認めていたんだと思う
あと単純に君の話を聞くのが楽しかったからだと思う
あの頃の君は僕も知らない世界の体験談を語ってくれる語り部だった
君に関わる少し先に生まれた存在として、羨ましかったし
それと同時に、会話から滲み出る苦しいという叫びを見て見ぬふりをせずにはいられなかったんだと思う
そこから3年生になってねすとが始まって、小西が本やエンタメという世界を旅するようになったね
ずっと現実世界を旅していた小西がまた違う世界に出会って、自分のこれまでやってきたことを整理する言葉を手に入れて、世界の見え方が一気に変わっていったね
言葉を知らない好奇心な赤子が、一気に文化人になったような気がしてワクワクしたな
そして、この変化を生んだのは本やエンタメをものすごいスピードで味わっていく小西の行動力があってこそだった
また、ねすとのクラウドファンディングでは結果も出して、ねすとへの筋も通していて、小西の譲れないものを見た気がして、安心したな
コミュニティというものの難しさも知って、小西はどんどん吸収して自分のものにして自分なりに解釈して進んでいったね
世界が違っても行動力を活かして、ものすごいスピードで世界を楽しんでいく姿は人として嫉妬したな
4年生になったら次は研究という世界を旅し始めた。研究のけの字も知らなかったはずなのに、研究に打ち込んでやり切った姿は本当にかっこよかった
研究や事業の壁打ちを聞くのはいつも楽しくて、君のアイデアは何よりも自分が一番面白いと信じているのが伝わってきて、それが最高だったな
自分で未来を切り開いていく姿勢には尊敬しかありません
小西の世界を問わず発揮される行動力と、プライドから来るのかわからないけど、いざという時に必ず形にするやり遂げる姿勢、そして誰よりも面白いことをやりたいという熱意、この3つは僕から見た小西の魅力で、これから先どんな世界を君が旅するのか僕はワクワクしている
君は絶対に形は違っても僕を超えるって言い続けてくれる
めっちゃ楽しみにしてるし、負けないからね
僕と君の飲み会はお互いが出会った世界や知識を伝え合い・認識を深め合っていく感じで単純に楽しいよ
これからもよろしくね
加藤陸人と共に戦った4年間
この4年間一番共に戦った学生は間違いなく陸人だと思う
まさに戦友という言葉がぴったりだね
出会った頃の君は小西やぞらというタレントに圧倒されながらも食らいついていたよね
あの頃からもう陸人の中にちゃんとやり遂げる姿勢はあったね
そんな陸人だからこそ、信頼はものすごくあったな
まあでも、ギラギラしていたのも本当で、大学生になったんだから何かしなきゃと思っているのかなと当時は思っていたかな
オンラインサロンでも数少ない学生メンバーとして動いてくれていたけど
まなびぱれっとが始まった時から今まで、ずっと運営でいてくれている数少ない存在
そう思うと、君には先見の明があるのかもなんて思ったり
引っ越しを手伝ってくれた時は僕と二人であの家をなんとかしていたね
小泉志信の酸いも甘いも全部知っていると言っても過言ではないだろう
まなびぱれっとが始まって、君が学部2年生だった時は、お互い死にそうだったけど、よく飲んで、語り合っていく中で、少しずつ小泉志信のことを雑に扱うようになっていったね
オンラインサロンでも、まなびぱれっとでも、一番年下みたいなポジションでいたんだけど、そのポジションが変わりだしたのはねすとが始まった頃だと思う
これまではこちらがやりたいことを一緒に形にしていくという関係だったのが
あきと一緒に自分たちが形にしていきたいものを形にしていく先頭を走る存在であり、僕は君たちをサポートする存在になっていったよね
そうはいってもねすと代表の調子に波があったこともあって
苦しい時期は一緒に走り切ったね
3年生のお化け屋敷や夏の時期はは本当に大変だったけど
どんな時でも一定以上のパフォーマンスができるのは陸人の強みで
こういう時に投げ出さないで、やり切れるのは陸人が信頼される根拠で
堅実というと大げさに聞こえるけど
ただ、どこにでもいる学生だったのが
存在感が増して、気付けばなくてはならない存在にどんどんなっていったよね
君はどう思っているかわからないけど
君のメンターはメンバーの成長を確実に促していくスタイルにも関わらず
君がメンターをもつと、そのメンバーのねすとへの愛が増していくのは不思議な君の力だったよね
そのことについてあきが当時嫉妬していたのも覚えているよ
そして、後輩との関わり方に悩んでいた僕も嫉妬していたよ
そして、4年生になり苦手なことに直面したよね
お金の部分も影響力という名の力も足りないこと
そして得意にしていたメンターでの寄り添い方の中でも不得手なものがあることも
ねすとの最後のアウトプットはスランプという言葉で直視していなかった課題に向き合った姿は痺れたよ
でも、そんなことは陸人が一番知っていて
自分の力不足を誰よりも理解していているからこそ
努力しようと必死だったよね
元々社会科にいたにも関わらず自分から心理の道を志して受験し直したり
アートなどこれまで自分が関わって来なかったものに飛び込んだり
病弱教育という道に気付き、ホスピタルクラウンになったり
引き出しを増やすためにコーチングを学び直したり
空手を学部の4年間続けたり
どうしてここまで貪欲になれるのか
どうしてここまでひたむきに努力できるのか
横にいながら素直に尊敬していたし、刺激も受けていた
この4年間誰よりも飲み語り合った友として感謝を伝えたい
だからこそ、この先それぞれが新しい環境での生活が始まることは必然なんだと思う
互いにとって次なる飛躍のために必要なことなんだと思う
そして、これから先でりくとがどんな姿になるのか楽しみだし、負けたくないとも思う
共に時代を作った戦友として、これから先は道は違えど高めあっていこう
走り疲れた時は共に杯を乾かそうな
君がいなかったら今の小泉志信はいなかったと思うよ
4年間ありがとう
そして、これからもよろしく
生川開晴と寄り添った4年間
初めて会った時はオンラインで
三重にもこんなやつがいるんだとワクワクしたのを覚えている
でも、この4年間のかいせいに対してのイメージは後悔・悩みって言葉が大きい
オンラインサロンやせんせいのたまごで定期的に顔を会わせていたけど
そのたびに君から出てきたのは「東京に行っていたら」って言葉
どうしてか君はずっと言っていたんだよね
かいせいって僕から見ても人間的に魅力があって
のめり込めるサークルもあって
それでいて明るくて、社交的で交友関係も広い
教育に対する熱意もある
芯もあって、努力もできる
ダイエットもやり切って
慕ってくれる後輩や友達もいる
正直、学生だったらあと欲しいのは休日を遊んでくれるパートナーくらい
って思うんだけど君はどこか満たされないでいたよね
その想いがより強くなったのは3年生になってオフラインで会うようになってからだね
オンラインサロンで小西やぞらという怪物に出会い
3年生になってねすとが始まって、りくとやあきが成長していく姿を見るようになって
「自分はこのままでいいのか」
そんな想いが強くなっていったよね
あと、自分のことをちゃんと叱ってくれる大人に出会えなかったのも大きいかも
ぞらへの後悔とも繋がるけど、学生をちゃんと叱って一緒に悩んでくれる大人って本当に少なくてさ
君やぞらのことを遠方だからって2年近く面倒見れなかったことは、僕のここ数年でも大きな後悔の1つだね
だからこそ、東京でしごかれていたり、色んな人に出会っていくりくと達を見て羨ましいし、焦っていたんだよね
受験のこともあったからなのか「ホンマに自分になにしてたんや」って君はよく言うけどさ
僕からみたら既にたくさんのものをもっている君が羨ましかったし
なんなら僕も学部生の時はよく遊ぶことにしか興味がなかったから
その年齢でそう思えるだけすごいなって思っていたけど
君はどこまでも自分に自信がなくて
だからこそ成長しないといけないと強く思っていたね
そんな君だから親近感も感じていて
僕は好き勝手言ってさ
なんとか時間を割いて君と語り合ったよね
東京に来るたびに飲んでさ
進路に恋愛に悩み多きかいせい
飢えるものの行動力はすごいなと感心していたよ
見取り合宿でもかいせい120%で、わからないことや違和感があることは全部ぶつけてきて
本当にストレートしか知らない人間の強さをまざまざと感じたよ
三重大学での4年間があったからこそできることを形にしていたね
だからこそ、進路の相談は悩んだよね
正直、親御さんの気持ちもよくわかるし
君のやりたいことや特性を考えるのであれば三重に残る選択も正直かなりありだったと思う
でも、それでも僕は後悔をしないかいせいがそろそろ見てみたくなった
ここで三重に残ってずっと後悔しているかいせいが見たくなかった
飢えるものである君が言い訳できない環境で何をするか
浮かれることなく飢え続け、愚直に目の前のことに向き合い続ける君に期待しているよ
髙橋彩希と覚悟した4年間
君と僕とが出会ったのは2年生の頃だったね
それまでは1年間は互いに陸人から話を聞いて
互いの存在を認識していたね
初めて君と出会ったのは我が家での飲み会で
可愛い子とお酒が大好きな調子のいい子
それが第一印象だったな
恋と愛の違いを悩み、美味しい酒があれば家に来る
わかりやすくがめつい子でしたね
そこから関係性が大きく変わったのはねすとが始まってからだね
奥山がノリと勢いで始めようとしたねすとという企画
流れで代表をやることになって
最初は困惑していたこともあったと思う
だけど、初めて理事が集まる会でねすとの企画をプレゼンしてくれた時に
素直にあきという存在の大きさを感じた
そこからあきが中心になって15名以上のメンバーを数日の内に集めた時はびっくりしたな
こんな逸材がまだ眠っていたんだと心が踊った
ねすとが始まってからは君にとってたくさんの試練があったと思う
友を大切にしながらビジネスをする難しさ
長時間のプログラムを作る難しさ
メンバーが離れていくことや思った通りに動いてくれない歯がゆさ
そして、自分という存在と事業の両立
本当に大変そうだなと思いつつ
どこか君の成長を経営者としてもがいていた自分と重ねることが多くなった
この前の誕生日の時に100人からメッセージを集めきって
「だれだと思っているんですか、ねすとの代表ですよ」
って言ってるあきを見た時に今年一泣きそうになった
まなびぱれっとを作って1年目は何も上手くいかなくて
メンバーも離れていって
だからこそ、自分が変わるしかなかった
他のメンバーじゃない、自分が変わることでしか変えられないものがあった
小泉志信が25歳になってから経験することができたステップを20歳からやっている
しかも、僕でもやることができなかった学生向け、しかもオフラインを中心に
素直に嫉妬したし、同時にわくわくもした
そして、進路の話になって向き合った教育
君の紆余曲折の道を見て思うのは
まっすぐ先生になろうとしないことへの信頼感だ
教育にいくつもりじゃなかった君が悩みに悩んで先生になることも考えるようになった
とりあえず先生、ずっと憧れていた先生じゃなくて、目的のために悩んで先生
そういう人は間違いなく強い
なぜなら学校や社会、そして自分の可能性という現実を受け入れた上でその道を選ぶからだ
教育の面白さに気付いていく君を見ていくのは楽しかったよ
教員採用試験も研究も院試も同じようにやるって決めたら成果に拘るところ
かっこいいなって思ってたし、それを見て周りの子はあきを慕っているんだなって
成果をだすとこもだけど、成果を出そうとする貪欲さに惹かれるんだろうなって
正直君はこれから比較的僕と近しい道を歩くかもしれない
もちろん同じ教育者として負けたくないという気持ちや小泉志信なんて軽く超えていって欲しいという気持ちも強いがそれ以上に同志として心強いなと思っている
後輩にあきがいることは小泉志信にとって希望であり
君が味わう困難を先に少しでも減らしていきたいと心から思っているよ
君はいつも愛を求めてさまよっているね
とても人間らしいなと思いつつ
このタイミングでりくとや僕達がいなくなることにすごい不安を感じていることもわかる
正直飲み友として、そこにまったく罪悪感がないわけではない
ただ、お互い成長のために必要な別れなんだとも思っている
君も僕も大きくなるよ
大丈夫、君が思うよりも君は道を歩いていくだけの力はついているよ
君を愛しているというと誤解されそうだが
君という存在を見捨てることは僕にはできなさそうで
君が求める愛が何かわからないけど、君自身がそのことがわかるようになるまでは見守ろうと思うので、とりあえずやり切りなさい
尻ぬぐいはしてあげるので
飲み友として、同じ教育の道を歩く同志として
これからもよろしくお願いします。
最後に
卒業する友へ
君たちの成長を見れたことは本当に幸せだったなと思ってる
それはクラスの子に向ける成長を見守るって感じではなくて
共にもがいた軌跡を共有できた感じに近い
君たちがいてくれたから
今の僕はあると思うし
君たちがいてくれたから
本当に楽しい4年間という時間があったと思う
それぞれが違う道を歩んでいくとは思うけど
いつでも頼ってな
いつでも飲んで遊ぼうな
俺もいつでもみんなのことを頼るよ
最高の仲間達へ
ありがとう
これからよろしく
小泉志信