機能不全家族~幼き日のこと
自分が常々感じているこの生きづらさはどこから来るんだろう
大人になってあれこれ調べたり学んだりしているうちに
その要因のひとつとして育った環境が大きく影響するということを知った
まさにその通りだ
まともに働かない酒好きな父親
暮らしをたてるため朝早くから夜遅くまで
自宅でミシンを踏み、生計を立てる母
当たり前ながら暮らしは非常に貧しい
日々食べるものにも窮することもある生活のなか
そんなふたりが円満にいく訳もなく
常に諍いが絶えず、時に暴力を振るい暴れる父親に
私と弟はいつも怯え、なるべく家庭に波風を立てまいと
自分を押し殺し、家族間のバランスを敏感に読み取りながら
少しでも、【苦労している、かわいそうな母】のために
いい子でいなくては…と思い
実際そうしてきた
そして、見事にというか
当然のようにアダルトチルドレンが2人作られてしまったのだ
子ども時代を【子どもとして】生きられなかった2人は
大人になった今
2人とも生きづらい人生を歩んでいる
私は一般的な普通の家族の形が分からず
自分なりに頑張ってきたけれど
結局、離婚した
弟は自分の中にあの父親と同じ血が流れてると思うと
結婚そのものが怖くてできない(同じことをしてしまうかも知れない)と
そして2人とも、人との距離の取り方がわからず
必要以上に他人の目や評判を気にしてしまい
「自分がしたい」ことではなく
「相手が望む」ことを主体に行動するため
日々の生活が非常に苦しいものになってしまってるのだ
現在の私は生きづらさを抱えつつ
諦め半分、開き直り半分で
自分のペースでひっそりと生きている
弟はそんな彼のことをまるごと受け止めて
寄り添ってくれるパートナーと巡り合え
結婚という形はとらずに暮らしているようだ
この先、いろんな話をするにあたり
まずはこのことを書かないと…と思い
めっちゃ暗くて読みづらい文章を書き連ねてしまった
これからはもうちょっと軽めに書こうっと
それにしても、文章を書くって難しいね
これでも国語は得意で
作文コンクール入賞経験もあるんだけどね
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