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6月6日 FM千里生放送後記


朝6時頃に起きて動画の編集をする。
編集と言っても切り張りはしない。ただタイミングよくテロップをつけていく。
なんだか少し切り張りもしたくなってきたが、もう講談会が復活するこの段になってそんなことをやり出したら大変なことになる。編集が複雑化するだけでなく、撮影もいくつかの画角から撮ることになっていくだろう。
そうなったら大変なのだ。
でももし大変を承知でもやりだしたのなら、それほどまでにやりたい気持ちが止められないということだ。
そうなればもう気持ちに身を任せようと思うけど、まだわからない。
今は気持ちを様子見する。

今日は師匠が代役でパーソナリティを務められている「コレラジオキクキク」の生放送。
朝8時に家を出て御堂筋線で千里中央へ。

FM千里さんで打ち合わせをして10時からの本番に備える。
打ち合わせの際、アシスタントを務められている桜山さんと師匠がBL(ボーイズラブ)の話をされていた。
所謂男同士の恋愛の話だ。
講談にはあまりボーイズラブの話はないように思う。聞いたことはない。
でもあったとして、作ったとしてどうやって演じればいいのかわからないな。
多分高座の上で変な照れ方をするだろう。
男二人の恋愛を描くとして、どちらもを男である玉山自身が演じなければいけない、とうう場面を想像すると、照れるだろう、という確信がある。
あと、玉山ではちょっと顔面・体格共にちょっとマニア向けに過ぎるように思う。
もっとシュウッとした人がやるほうが人気が出そうだ。

10時からの生放送。
朝刊の記事からトークをするコーナーで、将棋の藤井聡太さんが、幼少の頃からチラシの裏に迷路を書き続けて、親もそれを止めず、集中力と頭の良さを養った、という記事が取り上げられた。
僕も同じことをしていたような気がする。ノートだろうが何だろうが迷路を書きまくっていた時期があった。僕も親に止められることなく迷路を書き続けていたが、なんだこの体たらくは。将棋無茶苦茶弱いぞ。
偉人も偉業を成し遂げるまでは偉人ではなく、偉業を成し遂げた時点でその人物は偉人になり、それまでの人生が偉人の人生になるのだと思いながら聞いていた。

11時台からは僕も生放送に参加させていただいた。
今日のメールテーマ「あなたの町の偉い人」について師匠・桜山さん・玉山でおしゃべりする。

僕は加古川出身の偉人とし蘆屋道満を挙げた。
安倍晴明のライバルと言われた男だ。
桜山さんは吉雄耕牛、杉田玄白、、前野良沢の師匠だった男だ。

聴取者のみなさんからも尚巴志(琉球を統一して王朝を作った男)鳥井信治郎(サントリーを作った男)南渕請安(中大兄皇子、中臣鎌足の師匠)自転車おじさん(雨が降ろうと風が吹こうと地域を自転車でぐるぐる回っているおじさん)などが寄せられた。
自転車おじさんもこれから何らかの偉業を成し遂げて偉人になったら、新聞に「雨の日も風の日も町をグルグルと回っていた」と記事が載るのだろう。
そう考えて自転車おじさんに勝手にシンパシーを感じていたのだった。

次回コレラジオキクキクのメールテーマは

「あなたの好きな一発逆転・起死回生」

自分の人生に起ったことでも、歴史上のことでもなんでもオッケーです。ぜひメールをお寄せください。

メールアドレスは

nocorin@senri-fm.jp

です。

6月から講談会も徐々に再開してまいります。
新たに決定したのが

6月16日(火) 14時~ 昼下がりの講談会 【完全予約制・7席限定】

6月16日(火) 19時~ 立川文庫続き読み「霧隠才蔵」

です。

詳細は講談玉田家Facebookページをご確認ください。

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