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4月19日 一日の後記


今日は文章書きに精を出した一日だった。
書いている途中でもう、どうしようもなく詰まってしまって一時間くらいうなっていたが、思い立って気に入りのエッセイを読んだら楽しい気持ちになって再びパソコンに向かうことができた。

読んだ気に入りのエッセイというのは松田青子さんのエッセイ集『ロマンティックあげない』収録の「各駅停車のパン事件」だ。
駅のホームから線路にパンが落ちた、という場面を描いている。

線路にパンが落ち、「線路にパンが落ちたため、四分遅れで出発します」とアナウンスが流れ、電車が出発するまでの場面を描いた4ページのエッセイ。
毎回読むと楽しい気持ちになる。
今日特に好きだったフレーズは

「パンという言葉が有する、どんなに頑なな心もするするとほどいてしまうような圧倒的に間の抜けた響き」

だ。

松田青子さんは小説家で、小説もとても面白い。
『ワイルドフラワーの見えない一年』という短編小説集がオススメです。
この短編集に収録されている「ナショナルアンセムの恋わずらい」は僕の人生で一番好きな恋愛小説だ。

何とか気に入る文章を書くことができた。
Messengerで師匠と次回の動画撮影の打ち合わせなども行う。
権利関係を調べてみると、いろいろなことが解消された。YouTube、もっともっと面白くなっていきそう。

妻がしきりに紫式部と清少納言のことを教えてくれる。
紫式部が「紫式部日記」という日記を残しているのだけれど、これが完全に悪口まみれ
特に清少納言の悪口がものすごい。
名指しにして
「得意顏で偉そう」
「漢字を書き散らしているけど間違えも多い」
「私はわかる、と得意げにしているのが腹が立つ」
「偽の教養」
「良い人生を送れるはずがない」
などと怒涛のような悪口だ。

妻と二人「裏アカウントを覗いているみたいだね」と言って盛り上がる。
いつか講談にしたいな、と思う。

☆講談玉田家のYouTubeチャンネルです。よろしければチャンネル登録というのをしてみてくださいね☆
https://www.youtube.com/channel/UC0VFgDJru5Xi92mxtBT4oDg…
【公演の延期・中止に関する情報】
4月20日に予定されていた第二回京都がたりは更に延期(日程未定)
※4月23日の玉田×旭堂きょうだい会は中止
※4月27日のビッグイシュー講談会は中止
※4月21日・4月26日・5月5日の立川文庫続き読みは休止。5月16日から再開予定
※5月6日のパイルドライバー講談会は中止
〇その他、開催・延期に関する情報、「ん、今日あの公演あるのか」と少しでもお思いになられたら電話は09020187659メールはmaruyama4520@hotmail.co.jp(玉秀斎事務局)までお気軽にお問合せください。事務局長の玉田玉山がお返事させていただきます…!〇

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