「無意識の見える化」スポット、図書館。
今日は2週間ぶりに図書館へ行ってきました。
本の返却期限を守ることができてえらいな。
そう思いながら無事返却です。
「本の重さ」と、”期日までに返却しなきゃ”というタスクからの解放。
身体も心も一番軽くなります。
そしてお待ちかねの
今週読むであろう本との出会い。
期待感。
うきうきした気持ち。
返却して身軽になった後、棚へ足を向ける瞬間がとても好きです。
図書館の時間で一番楽しい瞬間かもしれませんね。
ひとりで借りられる最大冊数の残りをカウントしながら、本を選びます。
ちなみに今週選んだ本は
でした。
図書館の棚をあてもなくぶらぶら見て回ることを「ブラウジング」というそうです。
私はこのブラウジングの時間が大のお気に入りです。
なぜなら、無意識に抱えている自分の興味・関心事と本がダイレクトにつながって、見える化されるから。
棚を見るときは、できるだけ頭の中をからっぽにして、ぼんやりと巡回します。
すると、たくさん並んでいる本の背表紙から、一冊だけ、目に留まるものが出てくるのです。
不思議ですね。
今回借りた本もぼんやりと選びました。
本のラインナップから、私の無意識がちょっと垣間見えます。
選んだ本から分かることを3つにまとめるとこんなかんじになりました。👇
❶と❷は、これまでの貸出履歴からそんなに突出して意外な気はしませんでした。今回ちょっとびっくりしたのは❸です。
『赤ちゃん名づけ大事典』は、分厚くてかさばるし重い書籍なのですが、背表紙を見た途端、手を伸ばしていました。
どうしてこんな本が気になってしまったのか気になったので、家に帰ってからゆっくり考えてみました。
最初に思いついたのは、先日の自分の誕生日です。
家族から、友だちから、たくさんの”おめでとう”を浴びて、手紙をもらうのですが、その手紙はどれも、”31歳になった○○(本名・下の名前)”と書かれているのです。
手紙を読んで、自分の名前を誰かが手書きしてくれることにじーんときたことを思い出しました。
それから
自分が生まれたということ
自分にはちゃんと「名前」があるということ
そして、この名前は親が一生懸命考えてつけてくれたということ
それがとっても嬉しいなと思っていること
が意識にのぼってきました。
名前があること自体、当たり前すぎることであったので、
自分に名前があることへの感謝の気持ちを特別に意識して考えていなかったのです。
名づけ大事典の背表紙を見たときは、ビビッとくる感覚だけがあって、とりあえず借りようかなという軽い気持ちだけがありました。
そして、この本が気になった理由をいま一生懸命考えている。
という流れなのですが、
たぶん、今日図書館に行って、この本の背表紙を見ることがなかったら、「名前のこと、親の気持ち、その尊さ思う自分が無意識下に隠れていたこと」自体に気づかなかったと思います。
こんな、自分の興味関心のほんの些細な側面に気づくことができた、
というだけの話なのですが、気づくと、ちょっと嬉しくなっちゃったりするものです。
今日は、名づけと親の想いを気にしていた自分に出会うことができました。
図書館はたくさんのジャンルの本がいつでも揃っているので、
たまにですが、こうやって、無意識に自分が気になっている物事に関して、本を通じて知ることを続けています。
無意識の見える化って、自分の新しい一面を発見できるから、何だか楽しいです。
暇なときは図書館に行って、あてもなくぶらぶらする。
収穫がなくても全くかまわないという気持ちで取り組みます。
それくらいの温度感で見て回るのが、結局は一番収穫があるではないかなと思ったり。
書いていてよく分からなくなってきましたので今回はこの辺で。
いつも読んでくださって、嬉しいです💛
ありがとうございます!
珠田
最後まで読んでくださりありがとうございます!読んでくださる方がいるということがとても励みになっています。これからも楽しく発信していきますのでよろしくお願いいたします。