「分かりやすい文章」の鉄板ルート
「伝えたいことがあるのですが
どういう順番で書いていったらいいですか?」
作文を教えていると
こう聞かれることも多いです。
確かに書く順番って
学校では習わないので、
どうやって書いたらうまく伝わるのか
悩んでしまいますよね。
ともいう私も
これまでたくさん文章を書いてきたし
文章の指導もたくさんしてきたのですが、
書く順番については
毎度「どうしよっかな〜?」と
考えていたりします。
ただ、
文章はある程度の「型」があるので
まずはそれを習得してもらって、
その型に慣れたら
型を崩しながら
自分の文章のスタイルを確立していく、
という順で考えてもらうのが
文章上手への近道かなと思います。
ちなみに私は
この文章は「型」通りに書いておりますw
が!飽き性なので
型通りに書くのに飽きたら
自分の発想で好きに書くことも多いです。
でもね、
型が身についてから好きに書くと
型の良いところだけ吸収した文章が書けるので
格段に伝わりやすい
狙い通りの文章が書けたりするんですよ…!
みんな、ここ目指していこ??笑
ってことで、
どんな「型」を使えば良いかという話ですが、
これはどんな種類の文章を書きたいかによって
紹介するものが違ってきます。
今回は「意見文」の型を紹介しますね!
意見文というのは、
その名の通り自分の意見を伝えるための文章です。
自分の意見というのは
☑️◯◯すべきだと考えている
☑️私の長所は◯◯だ
☑️この問題の改善策は◯◯だと思う
みたいなものを指します。
こういう文章を書くとき、
基本的には結論から言うと分かりやすくなります。
日本語って
基本的に説明から入るんですよね。
例えば、
今日は◯◯に行って××したから楽しかった。
みたいな文章って、
結論は「楽しかった」なんですけど、
その前に「今日は◯◯に行って××したから」っていう説明がくっつく。
こういう特性があるので、
日本語で会話するときに
結論から言うのってすごく不自然なんです。
でも、文章で意見を言うときは
基本的に結論から入ります。
私は楽しかった!
っていう書き出しにしちゃうんです。
これなぜかと言うと、
基本的に意見文を書いて読ませる時っていうのは
相手に「自分の意見」を伝えたい。
そして相手は
「あなたの意見」を知りたい。
そういう同意が取れていることが
ほとんどなんです。
だから、結論から言っちゃう。
知りたいことから先に伝えちゃう。
それから、
🔸どうしてその結論になったか?(根拠)
🔸その結論を実行するとどうなるのか?(未来)
を説明していく。
その上で最後にダメ押しでもう一回
「結論」を書く。
こうすれば、
伝えたい「結論」の話しかしていない構造になるので
相手に伝わりやすい意見文を書くことができるようになります。
意見文の基本の型はこんな感じですが、
それ以外にも型があったり、
意見文ではない文章の場合は
また違った型があったりします。
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