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🔰【アロマ初心者必見!】これだけは知っておきたい、精油の取り扱いについて
アロマテラピーは、100%天然の精油を使用して心や身体を癒していきます。
「100%天然」と聞くと、
・なんだか安全そう
・どんな使い方をしても大丈夫
そんなイメージを持ってしまうのではないでしょうか……。
しかし、それは大きな間違いです!
精油の中には私たちの健やかな身体のために役立つ成分がたくさん入っていますが、植物の香り成分が高濃度に凝縮されたものなので、注意事項を守って使用しないと危険なこともあります。
以下の注意事項を守り、危険のないように使用しましょう。
精油を安全に扱う上での注意事項
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・原液を直接皮膚につけない
精油は植物の香り成分を高濃度に含有しています。
原液のままでは刺激が強いため、必ず植物オイルなどで希釈してから使用してください。
💡 万が一、精油の原液が皮膚についてしまった場合は、速やかに大量の水でよく洗い流しましょう。赤み・発疹などが見られた場合は、医療機関を受診してください。
※希釈の仕方については、別の記事でお伝えします。
・火気に注意する
精油には引火性があります。
火気のある場所での使用に注意しましょう。
また精油のついたタオルや洋服などを乾燥機にかけるのも、発火の恐れがあり危険です。気を付けましょう。
・飲用しない
日本では精油は「雑貨」扱いになります。
医薬品や食品ではないので、精油を飲んだり、他の食品と一緒に摂取してはいけません。
一部、食品添加物として販売されている精油など、食品として使用することを認められているものもありますが、基本的には飲用はしないようにしましょう。
💡 精油を誤って飲んだり、口の中に入ったりした場合は大量の水ですすぎます。吐かせることはせず、すぐに医療機関を受診してください。その際、誤飲した精油瓶を持って行きましょう。
・目に入れない
目は皮膚よりもデリケートなので、さらに注意しましょう。精油がついた手で目をこすったりしないようにしましょう。
💡 万が一精油が目に入った場合、大量の水で洗い流し、決して目をこすらないようにしましょう。そして、速やかに医療機関を受診してください。
・子どもやペットの手の届かない場所に置く
子どもやペットの誤飲などの危険があるため、保管場所に十分注意しましょう。
精油の扱いに注意すべき人
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・妊産婦の方
心身がデリケートになる妊娠中は、精油が大きなサポートになる一方で通常では起こらない反応が起きることもあります。妊娠中は十分注意して精油を使用しましょう。
・子ども
3歳未満の乳幼児は、芳香浴以外は行わないようにしましょう。
3歳以上の子供でも、精油は成人の10分の1の量から始め、多くても2分の1程度にしましょう。
※芳香浴などの精油の活用方法については、別の記事でお伝えします。
・ペット
動物は人間と身体のつくりが違うので、安易にペットに使用しないようにしましょう。
・高齢者や既往歴のある人
基準の半分以下の量の精油で試し、様子を見ながら使用しましょう。
・病気やアレルギーのある人
医療機関で治療中の方、薬を処方されている方は、かかりつけの医師に相談してください。
精油だけでなく、植物油などの基材のアレルギーにも注意しましょう。
※植物油などの基材については別の記事でお伝えします。
・皮膚の弱い人
皮膚の弱い人は、事前にパッチテストを行いましょう。
パットテストのやりかた
腕の内側に希釈した精油を塗布し、24~48時間放置します。皮膚に炎症やかゆみなど異常がみられたら、大量の水で洗い流し、使用を中止してください。
精油の保管について
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精油は製造した時から成分の変化が始まっています。
特に空気に触れることによる酸化、紫外線、温度、湿度に注意して保管しましょう。
・保管容器
遮光性のガラス容器に入っている精油を選びましょう。
ふたをしっかり閉め、ビンは立てて保管してください。
・保管場所
日の光に当たると劣化が進むので、木箱などのケースに入れ、直射日光の当たらない冷暗所に保管しましょう。
エアコンの温風の当たる場所、夏の室温が高くなる部屋に置くことも避けましょう。
湿度の高くなるお風呂場や洗面所などにも保管しないようにしましょう。
・保存期間
精油は天然の物なので安全に使用するには使用期限があります。
柑橘系の精油は開封後6ヵ月以内、
そのほかの精油は開封後1年以内に使い切りましょう。
使い方に注意が必要な精油
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・紫外線に気を付けたい精油
精油の成分の一部には日光などの紫外線に当たると、皮膚に炎症や色素沈着を起こす可能性のあるものがあります。
この反応を光毒性(ひかりどくせい)といいます。
太陽の光だけでなく、日焼けサロンの紫外線でも同じ反応が起こります。
【光毒性をもつ精油例】
グレープフルーツ、ベルガモット、レモンなど
☝️ 近年では、光毒性をもつ可能性のある成分を取り除いた精油も販売されています。「フロクマリンフリー」「ベルガプテンフリー」とラベルに記載されているものは光毒性の成分が取り除かれています。
・皮膚刺激に気を付けたい精油
皮膚表面から浸透したときに、皮膚組織や末梢血管を刺激し、炎症、紅斑、かゆみなどの皮膚刺激を起こすものがあります。
少量を希釈して使うようにしましょう。
【皮膚刺激をもつ精油例】
イランイラン、ジャスミン、ティートリー、ブラックペッパー、ペパーミント、レモングラス、メリッサ、ユーカリなど
以上が精油を扱う上での注意事項です。
せっかく心や身体の癒しのために購入した精油です。
健康被害が出てしまったり、火事を起こしてしまったら台無しになってしまいます。
注意事項を守って安全に精油を使いこなしていきましょうね。
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