在宅ワークから想像する老後生活。
こんばんは。ちゅんたまです。今日のテーマはnoteを積極的に書いている人々や、在宅ワークが主になった方に思い当たる節があるであろう内容です。
コロナ禍により、在宅ワークが増加してきたかと思います。作業療法士の視点からすると「人間の体力落ちまくるよなぁ」です。出社するために、朝ごはんを食べる、着替える、身支度する、駅まで歩く、自転車漕ぐ、荷物をもつ、階段を登る、階段を降りる、交通機関で立ち続ける。出社するまでに沢山の活動がありますが、在宅ワークだと短縮できる分、筋力、肺活量、いろいろな身体の能力低下(廃用)が進みます。これが寝るまでの丸一日分の活動が削がれるイメージです。んで、数年分なくなります。。。
仕事は部活と同意に近い。
これは、学生時代に部活をやっていた頃のパフォーマンスが保てなくなっている事とほぼ同意です。
社会人になり、日頃の運動(部活)がなくなる
・全力疾走できなくなる
・息が上がる
・足が回らなくて転ける。(運動会あるあるw)
出勤という活動(部活)がなくなる事で歩かなくなる。
・仕事場に着くまでに足が疲れる
・息が上がる
・汗が引きにくく仕事が始められない。
恐らく、久しぶりの出社で感じた方もいるかもしれません。出勤する事が大事な運動だったんです。筋力も心肺機能も新陳代謝も負荷がなければ、どんどん衰えていくということです。恐らく、このままではダメだ、危ういぞ。と、感じた方は散歩したり、ジムに行ったり、意識的に運動したりと対応されているかと思います。
病み上がりと一緒
これは風邪や病気になった後の「病み上がり」、この状態に近いです。数日寝込んだだけで、人間の身体は衰えます。中長期で入院された経験がある方は、または今回のコロナ禍で数日の行動制限を味わった方の中にも、同様の体験をされた方は多くいらっしゃると思われます。【病気は治ったけど、体力が落ちたパターン】です。寝込むだけでこんな事が起きるのです。病気をしなくても、活動量が落ちると同様な事が起きるんです。日々の生活での「出勤する」が無くなるだけで、体力は著しく落ちていきます。
退職をイメージする
さてこれが、「退職」となるとどうなるのか。さらに高年齢で。早起きすることも、電車に乗らなくても、会社で動き回ることもない生活。負荷の少ない生活にどんどん身体は衰えていくでしょう。
「じぁ、身体や脳みそのためにも仕事するか!(お金のためにも)」ということになりそうですが、さて会社の名前を使わずに仕事をする事ができるスキルはあるのでしょうか?
シルバー人材?甘いイメージで考えたらダメです。シルバー人材だって、「健康的でスキルある人」から採用されていくんです。仕事終わって、ダラダラお酒飲んで生活習慣病に罹ったり、足腰弱々でスキルなし。弾かれます。信じるか信じないかは貴方次第ですw
読んでいただきありがとうございました。
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