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ありがとう、プシュケ ♬


 最近、お散歩中に蝶に出会いませんでしたか?
 それは会いたい人が近くにいてくれるのかもしれません。

 「プシュケ」は魂、蝶を意味する古代ギリシャ語。
 神話に登場する少女でもあります。
 プシュケは美と愛欲のヴィーナス(アフロディーテ)が嫉妬するほどに、美しい少女です。

 「ルーブル美術館展(2023年)」で来日した「アモルとプシュケ」の画中においても、アモル(キューピッド)が優しく包み込むプシュケの頭上には白い蝶が舞っています。



「アモルとプシュケ」
ルーブル美術館展(2023年)で来日

 

 蝶は魂の化身だと古代から考えられてきたので、「捕まえてはダメだよ」と言われています。

 白い蝶、黄色い蝶が舞い寄ってきたら、きっと、もう一度会いたい人が、会いに来てくれたのに違いありません。

 もう一度、会いたい・・・。
 ありがとうプシュケ ♪

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