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伊勢神宮だけじゃない三重県の魅力
三重県⇒伊勢神宮⇒おかげ横丁⇒伊勢うどん・・・。一般的なコースかと思いますが、しばし待たれよ!最初の⇒を少し、別の方向に振ってみませんか?
みんなが行くところに行かない
今回の三重旅の目玉は水族館2館です。水族館についてはついでに語れないので、また後日よろしくお願いいたします。混んでいそうな伊勢神宮周辺を避けて、水族館にも歩いて行ける二見浦に宿泊しました。
二見浦とは
二見浦、ふたみがうらと思っていたのですが、文化庁のサイトではふたみうらとルビがふってあります。そして、駅名はふたみのうらだそうです。筆者のサイトでは、訪問時に汎用されていたと体感したふたみがうらと統一します。ルビは表記しないので、心の中でだけれど。
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駅を降りると、旅館やお土産屋さんが立ち並び二見興玉神社を目的地とする表参道が続いています。まずは逆方向の御塩殿神社(みしおどの)へ向かいます。
伊勢神宮での神事に使用されるお塩を作る神社です。公式ホームページはないようです。鬱蒼とした森の中に、ポツポツと説明書きがある非公開の塩関係の施設が並んでおり、奥まで行くといきなり海が目の前に展開するという神社で、社殿もどこか分からず、どなたと会うこともなく終わってしまいました。どうお参りするのが正解だったのでしょうか?
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安土城って、三重県だっけ?
海沿いを参道方面へ戻っていく途中、気配を感じて振り返ると、そこには派手なお城が。
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気配を送ってきた主は遠くに見えたこの方だと思うのですが、赤い展望台のような上に金ぴかの層。これ、安土城ですよね?でも、安土城って滋賀県じゃなかったっけ?三重県から滋賀県って見えるっけ?と軽く混乱しましたが、伊勢忍者キングダムさんでした。
ここも行ってみたかったんですよね。現在、天守閣は工事中で内部は観覧不可能だそうですが、外観は楽しめます。宿泊して、ナイトキングダムを見たいです。
ちなみに、本物の安土城は本能寺の変の前後に燃えてしまい、滋賀県に遺構が残るのみです。
素敵な門前町だった
夕方には海沿いの石造りの街灯が灯り、しっとりしました。冬場で日暮れが早く、きれいな写真は撮れませんでした。スマホで失礼します。これ以降、旅行には三脚マストになった筆者です。
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御福餅本家さんでは、黒蜜きなこかき氷をいただきました。看板商品のお福餅が作られる様子を見学できるのですが、あまりにも忙しそうで、のん気に食べているのが申し訳なくなります。
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沿道には、蛙モチーフの雑貨、塩関連の食品、貝殻などのお土産屋さんもあります。
大洋堂さんと、西修商店さんに立ち寄りました。16時前後の到着で閉まっているお店が多い中で営業されていて嬉しかったです。ありがとうございました。
大洋堂さんは、蛙グッズがいっぱいで、筆者も購入した蛙がフチ子さんのようにぶら下がったカップがお気に入りです。無事、割れずにもって蛙で良かった!
こちらは、昔懐かしいお土産屋さんです。子供の頃、旅先で私も貝殻買ってもらったなぁと思い出しました。
財布に入れるとお金が蛙の小さい蛙と、ガラスの蛙を購入しました。このガラスの蛙、愛着が沸いて、帰ってからもっと買ってくればよかったと思いました。包装紙もかわいいんです。
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朝から、身を清める
伊勢神宮に行く予定もないのに、ちゃっかりと旅館の女将さんの案内で、二見興玉神社に日の出を見に行きました。
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お日様が出てきました!
二見ヶ浦はもう一カ所あって、もう一方は糸島にありそちらは夕日の二見ヶ浦と呼ばれています。こちらは朝日の二見ヶ浦と呼ばれています。夏至の周辺は、夫婦岩の間からの日の出が見えるそうです。10月から1月は、満月がこの間から見えるそうですが、筆者が行ったのは新月の日でしたとさ。
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しきたり通り、足だけですが海に浸しました。
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その後、神社に参拝。この神社には、たくさんの蛙さまがいらっしゃいます。
御神石である興玉神石を伊勢の海の守護の澳魂とあがめ、龍神崇拝の精神を一つにして、龍神は雨を喜ぶと云う意味から蛙を献ずるのであるといわれ、社伝には神宮参拝者が、旅の安全、航海の安穏を祈念して無事「かえる」の願からでたものとも云い伝えられています。
ザクッとまとめると、無事かえるの二見蛙さんです。
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お手水も。
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楽団?も。楽団は若そうですが・・・。
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アクセスおよび施設情報
二見浦は近鉄の乗り入れを断ったらしいので、JR参宮線が最寄で、近鉄線の乗り入れはありませんので、関西方面からの方は気をつけてください。伊勢市で乗り換えが必要になります。
二見ヶ浦は小さな町で、お店も営業時間を書いてしまうと変わっている可能性が高いと感じたので、リンクを貼るだけにしておきます。
また、夕飯をお宿に予約されていない場合は、数も限られ早めに閉まるお店も多いのでご注意ください。
お福餅本舗