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ライターに必要なスキルとは?

ライターとして活動を始めて2年と少し。
常にうまく書きたい、読者の共感が得られる記事が書きたい、という思いで学びながら仕事を続けている。
この世界には本当にすごいライターがたくさんいて、記事を読むと「かなわない」と感じることがしょっちゅうある。
才能のなせる技なのだろうか?
果たしてライターに必要なスキルとは、才能だけなのだろうか?

ある先輩ライターに「ライターに必要なものは?」と聞いたところ、次のような答えが返ってきた。

必要なものは「行動力と考察力」。
家の中で閉じこもってると刺激がなさすぎて語彙にも生活そのものにも枯渇する。
故に「行動力」。
通り一辺倒な考え方では記事に変化が生まれない。
「自分なら」の記事が基本ではあっても
「あの人なら」「自分の親なら」「親友なら」
って変換ができないと自分についたファン以外には響かない。
今読んでる人なら?って変換ができれば一番良い。
この「変換」は「考察力」がなければ絶対にできない。

つまり才能は必要ないということだ。
「行動力」、これはおもに自宅で仕事が完結する私たちには痛いところだ。
でもまったくその通りだと思う。
外に出て、柔軟な脳であらゆるものを吸収して、人生を豊かにする。
旅行でもアート鑑賞でも、人と会って一緒に食事するだけでもいい。
日常の何気ない経験が表現力や語彙力を豊かにしてくれるはずだ。

もつうひとつの「考察力」は日々意識しているが、なかなかうくいかないことがある。
特に締め切り間近で気持ちに余裕のないときは、ユーザー目線になるのをつい怠ってしまう。
自己満足できれいな文章を書くだけでは、誰の心にも響かない。
自分が分かっていることでも読者には理解できないかもしれない。
常々いわれてるのが「読者は察してくれない」。
かといって、長々と説明文のようなものを書いても離脱されるだけだ。

・読者の有益になる正確な情報
・読み物としても十分成立する記事
・記事を読まないと分からないお得情報

これらをそれぞれのペルソナに合わせて書くことが大切だ。

WEB上には上質な情報がすでにあふれていて、その中で抜きんでるのは大抵のことではない。
それでも日々精進していこう。
「才能」を超えるスキルを身に着けることで、それはかなうはず。

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