証拠の話
10月になってから死を意識している。
別に死にたい訳では無い。
この先にやりたいこともあるし、残した約束もある。
ただ、なんとなく死にたいと思いながら生きている。オーバードーズとかリストカットとか、未遂すらしたこともないけど。
まだ死にたくないけど、早く死にたい。
そんな気持ち。
最近、よく考えるのは今この瞬間に死んだときのこと。
何も成し遂げられずに、誰も幸せにできずに死ぬ。
そんな人生に価値はないけれど
もしこの瞬間に私が死んだとしたら
きっと誰も悲しまないし
1日経ったら忘れるし
その程度の人間だと自覚している。
せめて家族以外に一人や二人は私が死んだことに悲しんでくれる人が欲しい。
それがその人生で愛された証拠になるから。
これが自己嫌悪と希死念慮でアルコール漬けになった20代男性の戯言。
死ぬ勇気も生きる勇気もないから空っぽなまま生きていくけれど。
一応まだ死ぬつもりはない。
おやすみなさい。