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No.711|関係の質の向上がパフォーマンス向上につながる

2024年12月15日 No.711 
当ブログは、ビジネスパーソンに向け、日々働く中で得た気づきについて発信します。
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昨日は終日、勉強会のワークショップに参加してきました。

「ダイアログ(対話)」がメインの内容。


組織で仕事を進めるうえで、関係性の質の向上が結果の質につながるとされています。

組織の成功循環モデルと言われていますが、具体的には、

①関係の質⇒②思考の質⇒③行動の質⇒④結果の質⇒①関係の質⇒・・・

という形で循環するという理論ですね。


ここ数年流行った「心理的安全性を構築する」ということも、ほぼ同義なんだろうと思います。

そして、そうした関係性を構築する手段として、「ダイアログ(対話)」という手法があります。


普段の仕事では、ディスカッションをしているわけですので、答えを出さない対話というものがなかなか難しい。

ChatGPTに違いを尋ねると、以下のような感じです。

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ダイアログ:相手を知るために話す(結論を急がない)。
ディスカッション:みんなで意見をぶつけ合い、結論を出す。

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そして、具体的な違いを見てみると、だいぶ違いがあります。

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<ダイアログ(対話)>
例:友達と「将来なりたい職業」について話しているとき。

Aさん:「私は動物のお医者さんになりたいんだ。小さい頃から動物が好きでね。」
Bさん:「そうなんだ!私は先生になりたいと思ってるよ。教えるのが楽しそうだから。」
→ お互いの考えを聞き合って、「そういう理由でその夢があるんだ!」と新しい発見がある。

<ディスカッション(討論)>
例:クラスで「文化祭の出し物を何にするか」を決める話し合い。

Aさん:「たこ焼き屋がいいと思う!簡単に作れるし、人気が出そうだから。」
Bさん:「でも、たこ焼き屋は他のクラスもやるって聞いたよ。オリジナリティがないかも。」
Cさん:「だったら、ホットドッグにするのはどう?手軽に作れるし、みんなで楽しめそう。」
→ みんなの意見を出し合って、最終的にどれをやるか決める。
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どちらが良い悪いではなく、関係の質を高めるためには、組織内のメンバー同士でダイアログを行うし、仕事を進めるにはディスカッションを行うということ。

参加者としてやってみた感想としては、ダイアログは意識的に行わないと決してできないということがわかったのが大きかったですね。


個人的には、ダイアログ的なやり取りはチームメンバーともできていると思っていましたが、きっと全然できていませんねw

ダイアログでは、論点があちこちいきますが、それも良しとされています。
ただ、もうこの論点がぐちゃぐちゃになるのが耐えられないんですね。

部下の話を聞くという名目で、部下と飲みに行き、部下の話を聞いていると堪えられなくなって、昔の自慢話をしてしまうおっさんが世の中に蔓延し続けてきたのも同じような理由でしょう。

ディスカッション、つまり結論を出すことに普段の生活から慣れすぎているんですよね。


常に良し悪しをつけようとするのがビジネスの世界。

関係の質を高めるためには意図的なチームビルディングとしては有効なのだろうと思います。

会社で、ひとまずやってみます。

その際は、発言を比較的抑え、メンバーが私の顔色を見ないように配慮します。
我慢できるかな・・・。


最後までお読みいただきありがとうございました。
本日も「即断・即決・即実行」「めんどくさければGO!」「巧遅拙速」「大量思考・大量行動」でいきます!

●本日のまとめ

・組織の関係性の質を向上させると、パフォーマンスの向上につながる。
・結論を出すディスカッションではなく、結論を出さないダイアログを意図的に実施することで関係性の質の向上につながる。

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