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No.582|新人メンバー2人のお話~あなたはフィードバックを与えたくなる人か~

2024年8月8日 No.582 
当ブログは、ビジネスパーソンに向け、日々働く中で得た気づきについて発信します。
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今、うちのチームに新人メンバーが2名配属になっています。
3か月間のローテーションによる配属で、本人の意向とチームの意向が合わさると、そのチームに正式配属することになります。

当然、両者の意向が揃わなければ決まりません。


1名は相当優秀で人間性も良いんです。
嫌なことだったり、大変なことも引き受けてくれ、前向きにアグレッシブに業務を進めてくれます。

もう1名は正直言って、なかなか厳しいんです。
配属前に以前の配属先のチームの責任者に彼の様子を聞いていると、戦力になりにくいタイプと聞いていました。
具体的には、仕事が遅い、突然の欠席が多いということ。


実際、先日、月曜日朝のチームのミーティングに無断で欠席し、午前の私との1on1も同じように無断欠席。

昼前にチャットで「熱が出ていて申し訳なかったです」との連絡が。


いや、お前寝坊やん!それ!
てか、チャットでいうことちゃうやん!それ!

ってなりましたが、証拠もありませんので、その日は何も言わず。

ただ、延期した1on1では、丁寧にFB。
寝坊と判断されるし、そう判断したとしても大人やからみんな本人には言わないだけ、ということを強めに注意しました。


それから少し心を開いてくれたのか、やり取りが変わりました。
仕事が遅い(=仕事をさぼっている)というのも減りました。

お前、リモートワークやから絶対さぼってたやろ!

ってことなんですが、わかっていても誰も言わないんでしょうね。


というのも、スピークアップ、つまり、告げ口が生じているから。

パワハラめいたことを受けた、と、通報窓口に通報が行くんですね。
結構な頻度で通報に行くようです。


まあ大体通報受ける人は往々にしてそりゃそうだろうな、という人ではあるものの、何でもかんでもスピークアップする人もいるのも事実。

ですので傾向としては、うわべだけの会話になりがちのようです。

本配属ではなく、受け入れるつもりもないローテーションに対して本気で注意したり、レクチャーしたりはしない人が多いのも致し方ないわけです。


そんな風潮もあってか、FBをちゃんと受ける機会や叱られる機会が貴重になっているように感じます。

冒頭にあげた優秀な1名の新卒メンバーは、このあたりが上手。

こうなると、もう差がつきまくるなって感じです。


他者からフィードバックしてもらえることは貴重であり、本当に大事なことです。

貴重なFBの機会を失う行動やふるまいをしていないか、FBをくれる人を大事にしているかを自問自答したいものですね。


最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も「即断・即決・即実行」「平均ではなく異常をやり続ける」「わからないからすべてやる」「巧遅拙速」「大量思考・大量行動」でいきます!

●本日のまとめ

・ハラスメントに敏感になっているため、真正面からFBを受ける機会が減少しつつある。
・FBの頻度や質が成長速度を変えるため、質の低いFBばかりだと成長はしにくい。
・質の高いFBをもらえる環境を意識的に作っていきたいもの。

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