図書館とわたし〜図書館に入り浸る日々、ふたたび〜
最近、図書館という場所の魅力を再発見して、自分と図書館のこれまでのかかわりを振り返るnoteをいくつか書いてきた。
こうして振り返ってみると、図書館という場所は、わたしの人生において自分が思っているよりも大事な場所だったみたいだ。
母との思い出の場所であり、知的好奇心をくすぐる場所であり、がんばりたい時に力を引き出してくれる場所でもある。
振り返りシリーズの直近の記事にも書いたけれど、図書館をこれでもかというほど使っていたのは、大学時代に留学していた時。
それ以降は、ときどき本を借りるか作業をするかぐらいで、あまり使わなくなっていた。
というのも、在籍している大学院はキャンパスが遠いうえにゼミもオンラインなので図書館に行く機会があまりないし、家の最寄りの図書館は自習ができない。
そういうわけで、しばらく図書館の存在がわたしの生活の中から遠のいていた。
それが最近になって、家にいるとストレスが溜まるというなんとも不健全な理由から、ふたたび図書館に足繁く通うようになった。
きっかけは、1年ほど前に母を亡くしてから父と二人暮らしになり、もともと父親嫌いなのもあって家にいるのが苦痛になってきたこと…。
日中どうにか外で過ごせる場所はないかと考えあぐねていたとき、最寄りのところとはまた別の図書館があることを思い出した。
調べてみるといろいろ作業もできそうだったので行ってみたところ、そこが思いの外よくて、すっかりお気に入りの場所になってしまった。
ここから、ふたたび図書館に入り浸る日々が始まった。
仕事がない日は、だいたい朝から図書館に行って研究の作業。夕飯の準備に間に合う時間まで図書館にこもっているし、作り置きでまかなえる日はもっと長いこといる。
図書館という空間自体にすっかり魅了されて、今では他にも2つ見つけ、その日の気分や作業内容によって行くところを変えている。
いくつか行っていると、図書館の個性みたいなのも感じられておもしろい。
挙句の果てには、図書館で働いてみたいかも…とか思い始める始末。にわかにもほどがあるけど、それぐらい今ハマっている。
そんなこんなで、図書館ブーム絶賛到来中のわたし。
こんな形で好きな場所を再発見するとは思ってもみなかったけれど、きっとこれも何かの巡り合わせ。図書館愛を深めていきたいなと思う。