07月共読本:そして、バトンは渡されたを読んで
07月分共読本は「そして、バトンは渡された」でした。
親になるということは明日が2倍になるということ。
人はどうして子供をもうけて育てたいと望むのか、どの理由を考えてもエゴにしかならないけれど。いままでの人生の中で最も心にスッと入ってくる答えの一つでした。
ところで、自分よりもたくさんの可能性と未来を含んだ明日がやってくる感覚はジャニーズJr.を応援していた頃の感覚に近しい。みなさんどう思いますか?
もちろん、わたしは応援しているアイドルの親でもなければ家族でもないので、験担ぎの朝にカツカレーを作ってあげることも、あつーい夏の頑張りを労うゼリーを夜のデザートに出すこともできない。
それでも、WSで謎の情報解禁を待つ朝、憧れの先輩との共演が発表された日、夢のような世界の広がりに胸を高まらせていたあの日々は間違いなく2倍の明日の重なりがあったように思う。
そして、デビューが発表された2021年07月28日のYouTube配信を観ていたお昼休み。あの瞬間もまた、ひとつ自分のバトンを次のJr.担に託したタイミングだったのだなぁとしみじみ思い出したりしました。
この感想、ほんとは728の日に公開できたら素晴らしかったのだけど、なんやなんやで月末の会社員は忙しく…。
あとあと、作中に出てくる合唱曲の「ひとつの朝」は読後に聴くとじんわり心が前向きになれてよい。朝を迎えることが怖くなくなる曲。
読み始めと読み終わりが同じ日の出来事でサンドイッチされている構成もときめきポイント高めなお話でした。
1ヶ月に1冊は本を読むというイベントのおかげで思考の深まりを感じる今日この頃!
08月の本も楽しみです。
ではこのあたりで、ほなまったな👋
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