見出し画像

足踏みをする必要性

常に前を見据えて歩みを止めずに前進し続ける。変化を求めて同じ状態を好まない。個人的には悪くないとは思う。

でも、大抵の場合、選択したくない。個人的には目の前の道を見据えて準備しながら進むから良いんだけど、組織やチームで見たときに果たして全員が意思疎通が取れていて同様にそうか?と、問われると自分が経験してきている組織やチームは必ずしもそうではない。

意外に感じるかもしれないが、長いエスカレーターをノンストップで登るより、踊り場のある階段で登っていきたい。し、変化に富んでいるのはあまり好まない。

トップにカリスマ性があって心酔していてある意味でマインドセット(セルフマインドコントロール?)されているのであれば良いけど。ただポッと挿げ替えられたトップやリーダーが自分の価値観で急激に変化を起こしたとき、トップの判断だから「適応できないなら、一緒にできないよね」みたいな発言ができる愚の骨頂を具現化したみたいな人にはなりたくない。それがまかり通る組織やチームは自分の目指す方向とは違う。

冷静に判断して、泣いてか泣かずかは別にして馬謖を斬れるのはちょっと羨ましさもある。そこまで非情になりきれない。でも斬らずに悩み続けることもある。だから羨ましいと感じる。

斬る能力がない(判断ができない)のなら、もしくはマインドセットはできているが、能力や技術がまだ追いつかない(基本的にはマインドセットができていて、時間をかけても能力や技術が追いつかないことはない)のは時間の不足が考えられる。しっかりと足踏みする時間が必要。※マインドセットと能力・技術の関係は設定にも注意が必要だと思う。

階段に踊り場があるのは、足休めだったり、一番下まで転げ落ちないようにするため。準備して、上に登っていける。見た目では進んでいない(変化がない)ときでもしっかりと次への準備が進んでいる。そのための足踏みで、踊り場。

仕事で言えば、足踏みや踊り場にいることを説明した上で、変化がないと勘違いして座り込んで準備を怠り続けてむしろ同じ踊り場に居ることができていないことを気づけない人は個人的に厳しく感じる。

そこで刀を抜けない自分にも課題は山積みだと思う。目先に翻弄されずに前を見据えながら足元や後ろにも気配りができる、そんなリーダーに憧れる。

なれる日は来るのだろうか。

いいなと思ったら応援しよう!