こんまりさん片づけの魔法はすごいよ
私にとってのナンバーワン、片づけ聖書はこちら。
「人生がときめく片づけの魔法」
「人生がときめく片づけの魔法2」
今や世界のこんまりこと近藤麻理恵 著の「ときめく片づけ」シリーズ。
「ときめく」は英語でSpark joyなのだそうだ。
実は私はこんまりメソッド「片づけ祭り」を終わらせた。
この2冊をマニュアルに、順を追って実践して、それから定期的に見直し振り返りをしている。
はっきり言うけど、このメソッドは素晴らしい。
で、今私の手元にあるのはこちら。
「イラストでときめく片づけの魔法 」近藤麻理恵 著
こちらは1と2を実践した人のための、簡易まとめ版なので、初心者はまずは最初にあげた「人生がときめく」の1と2からはじめることをおすすめする。
あるとき私は、強制的にモノを減らすことを強いられた。
ほんの数時間で荷造りし、引越し業者を介さず運び出し、決められた空間におさめなければならないと言う、ほぼ夜逃げみたいな経験である。
すばらしい強制片づけのチャンス到来であった。
さらにすばらしかったのが、3畳の空間に転がり込ませてもらったこと。
3畳ですよ、皆さん!
実際問題、自分の持ち物を、3畳スペースに収められます?
これはいい訓練になる。
洋服だって本だって、スペースにおさまるしか持てないのだから。
細かく書くなら、1畳分はヨガマットが敷いてあって、もう1畳分はクラビノーバ(電子ピアノ)、クラビノーバの上にPC、下に本類と書類で、0.5畳が衣類と雑貨だった。
自分にとって何が優先か、めちゃくちゃ考えさせられた。
まさしくこの時「人生がときめく片づけの魔法1,2」のこんまりメソッドにならって片づけを行ったその時だ。
次に素晴らしかったのは、シェアハウス住まいになったとき。
生きるための基本、衣食住という言葉があるけれど、ある意味、食と住に執着しない暮らしなので、家電などが自分のものではなくなり、とても身軽になった。
過去の思い出は捨てる踏ん切りがついたし、実家に送った段ボールも、いずれ全捨てだった。
話は本に戻るが、こんまりメソッドではまず、
● 決意し、ゴールを設定(理想の暮らしを描く)
● 捨てるを終わらせる
・モノ別に片づける
・正しい順番で片づける
・判断基準はときめくかどうか
と掲げられていて、
最初にとりかかるモノは「衣類」だと決められている。
これにはちゃんと意味があるそうで、衣類の選別は比較的とりかかりやすく、スタートにはもってこいなのだ。
衣類で自分のときめき感度を上げてゆけば、そのあとがスムーズに進むのだそう。
衣類のたたみ方まで流儀があり、私は今もこれにならっている。
次に「本類」
そう、ブックカバーチャレンジにも関係する「本類」の片づけが2番目。
片づけ祭りを終えた私の本棚には、今現在ときめく本しか残っていない。はず。笑
気がついたのだが、小説がなくてほぼ実用書しかなかった。
皆さまに紹介したいような本は、もう過去のものとして、私の手元には残っていない。
次に「書類(全捨てが基本、びっくりヨ)」→「小物類」→「思い出の品」と続くのだが、
こんまりメソッドで重要なのが「ときめく(Spark joy)」という感覚。
・場所別ではなくモノ別で
・全部一箇所に集め出す
・1つ1つ手にとってときめくかどうか問う
この「ときめく」というのが感覚的であいまいに感じるのだけど、実はものすごく決断力を要する内省的かつ能動的な作業なのだ。
あなたは自分の心の声に耳をかたむけているだろうか。あいまいにしていないだろうか。はっきりと優先順位をつけられているだろうか。自分を大事にできているだろうか。
この訓練は、モノに限らず、のちに人間関係とか仕事とかを選ぶときに役に立つのだろう。
最後に
・ときめくものだけを収納する
これもなかなか深くて、収納するスペースを決めるのも非常に重要だ。
私が所有するものは本に限らず、ここからここまでの間におさまる量でなければならない、と決めている。
自分であつかえる範囲を決めて、把握していると、生きるのもラクなのだ。
私はのちに「アウトドア」と「旅」にご縁があって、それが、持てる範囲を決めるとても良い訓練となった。
旅行で持っていける荷物は限られている。
アウトドアの…特に山を縦走するような旅では、さらに背負う量が限られる。できるだけ身軽でないと重たくて歩けなくなる。
そしてそんなにモノを持たなくても生きていけることに気がつくのだ。