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パルプ・フィクション

あらすじ

 盗まれたスーツケースを取り返したギャングの2人組が、レストランで強盗を企てるカップルに出くわす。一方、八百長試合の報酬を受け取って逃げるボクサーが、銃器店の地下室に監禁されたギャングのボスと遭遇。そしてそれぞれの逃避行が血みどろに展開する。

感想

 言わずも知れた名作映画だけれど、なんとなく敬遠してしまっていたのでこれが初見だった。というのも、予備知識としてシーン毎の時系列がバラバラというのは知っていたので、最後に点と点が繋がるような伏線に満ちたタイプの映画だと勘違いしており、個人的にあまりそういう映画に惹かれないのでなんとなく避けてしまっていた。
 でも実際に見てみると、(あるにはあるけど)伏線がどうこうというような映画じゃなく、会話の面白さに引き込まれギャングたちのスリリングなシーンを楽しんでいたら、気づいたら最後まで見てしまった。

 ジョン・トラボルタとユマ・サーマンのダンスシーンに目が奪われてしまったし、サミュエル・L・ジャクソン演じる聖書を復唱する殺し屋や、ブルース・ウィリス演じる八百長を持ちかけられるボクサーなど魅力的なキャラクターばかりで、物語の展開の面白さを楽しむというよりキャラクター性や魅力的な会話を楽しむ映画なのかなと感じた。
 何回見ても楽しめる映画だと思うので、繰り返し見ようと思う。

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