グランド・ブタペスト・ホテル
あらすじ
ヨーロッパ随一の超高級ホテル、グランド・ブダペスト・ホテル。完璧なおもてなしが評判の伝説のコンシェルジュ、グスタヴ・Hは、富豪の常連客が殺された事件であらぬ疑いをかけられる。そして彼は、ベルボーイ見習いの少年ゼロと共に、ホテルで起きた殺人事件の解明に奔走する。
感想
大学生の頃映画館で見たけれど、それ以来の鑑賞。前回見た時は、おしゃれで美しい映像だったけど、ところどころよく分からない部分があるといった感想だった。
改めて見返すと、上記と近い感想は抱いたのだけれど、前回観た時ほど理解できない映画だとは感じなかった。推測するに、急に脱力的なシーンが挟まるのに馴染めず、そのため理解できないと感じてしまったシーンがあったのだと思う。というかそもそも、映画を見てその全てを理解しようとする必要なんてないのに、映画の間違った見方をしてしまっていたかもなとも感じた。
3つの時代毎に画面の縦横の比率が変わったりと、そういった仕掛けに映画や映像作品に造詣が深い人はより楽しめるのだろうけど、自分のようなライト映画好きでもちゃんと楽しめる作品だった。