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仲間も味方もいない。オープン準備でZEROからファンをつくる方法。

こんにちは!
現場マーケターtamaです。
小さな惣菜店兼カフェを経営しています。
現場だからこそわかる、リアルなマーケティングを発信しています。

独立起業しようとした時、または会社でリーダーに抜擢された時、
役職に就いた時。孤独だなあという感情を抱いたことはありませんか?
これまで仲間や友人だと思っていた人々がこんなにも冷笑する側の人だったとは。
立場が変わって、いわゆるステージが上がった時に押しつぶされそうなる負の感情だったりします。

では、誰もいない。味方がいない。そんな時、
どう切り抜けるか。を現場で考えてみます。

孤独であることを肯定する。


立場が変わったのですから、見え方も考え方も変わりました。
必然的に仲間、友人との価値観も全く違ってきます。
多くの経営者、リーダーたちが経験したことですので、安心してください。では、たった一人で何ができるか。を考えます。

裏切らない味方「ジブン」に気づく。


たった一人でも、まずは絶対裏切らないジブンという存在があることに気づきます。
頼りになるジブンを育てることを心に決めて、歩き出すのです。
周りを見ても、ダメなんです。

今あるコトにフォーカスを当てる。


スタートアップだったと仮定します。
モノは無い。けれどコトは生み出せる。
今あるコトを生かす戦略を見つけよう。

オープン前にファンをつくる。


オープン前。たった一人で準備している。
顧客はもちろんZERO。

だったら作ればいいのです。
今、ショップの名前を決めようとしていると仮定します。

未来客に聞いてみたらどうでしょう。
「改装中のあの場所に、〇月から●●のお店をオープンするものです。
 店名を募集しているのですが、この中からお好きな名前を選んでいただけませんか?」
店名投票中。という看板をかかげ、道行くひとに声を掛けます。
キャッチセールスかと思いきや、なんと、気になる新店オープン。
これは参加せねば!と、ほとんどの方が協力してくださいます。

オープンまで大切に身に着け、口コミさせるツールをつくる。


選んでいただくカードを3枚ほど用意します。
選んでいただいた店名が記載されたカードをお渡しし、
「この名前がアンケートで1位になったら、オープン記念に〇〇をプレゼントしますので、大切に保管してください。投票の状況と結果はカードにあるインスタに毎日アップします。」

オープン前にフォロワー数百人が実現し、マスコミの取材がくる。


そんなことある?
と、思われるかもしれませんが、全く知らない人たちだったとしても
「協力 = ワクワクになること」
であれば、自然と広がっていきます。
トップの画像は、私がたった一人で極寒の2月に店名投票をしていた実際の写真です。
娘が面白半分に撮ってくれた写真です。(笑)

ひらめいたら、まずはやってみる。


毎日1時間、リフォーム中のお店が見える場所に立ち、投票をお願いする。
何日か経過したとき、噂を聞きつけた人々がわざわざ投票に来てくださった。これは奇跡!一人じゃない!を実感した瞬間だ。

そして、必ず感謝の気持ちを実行し、固定客につなげる。


店名投票結果は毎日インスタに(当時はブログ)正直にアップし、発表当日になると待ちわびてくださる未来客が数百人にも上った。
そして、投票結果発表。2週間後のオープンまでワクワク待ち望んでいただこう。

3日間はプレオープン。ここで一気に未来客と一体感を作り上げる。


これは、レジ操作や製造に慣れていないから練習させてね。という期間。
表の看板には「〇月〇日~〇月〇日までプレオープン中」と告知し、誰でも気軽に立ち寄れることを知らせる。
そのプレオープンに、投票で1位を当てた方々に来店いただき、店の看板商品を1つプレゼントする。
広告費を使うより、数百倍の効果と継続力がある。

「お世話になった方にお礼を兼ねたお披露目会」という古い習慣はもう要らない。

いかがでしょうか。
もし活用できる事例であれば、使ってみてください。
今でも、投票してくだっさったお客様は応援してくださり、通い続けていただいています。

さあ、次はどんなコトを味方につけようか。
あるコト戦略を企てます。

<余談タイムス>
そんな時、周りを見渡してもだめなんだ。
そう!ジブンという裏切らない味方がいる。

どこかで聞いたこの言葉。
ずっと支えになっています。

それでは、今日も頑張りましょう!

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