James Bayを教えてくれた人
James Bayといえば、
アコースティックのシンプルめなメロディーとちょっとかすれ気味のハスキーだけど高めのえっちい声が最高なchill系代表格アーティスト。
今日はそんな彼のことを教えてくれた人について。
曲っていうのはやっぱり聴いてたその時のシチュエーションだけじゃなくて気持ちもひっくるめて思い出させてくれる。
それがいいのか悪いのかはもちろん置いておいて。笑
彼とは大学1年の夏にはじめて会った。
大学の夏休み、たった1週間のプログラム。
服も趣味も言動も統一感があって隙がなさすぎてちょっとこわい。
そんな感じの彼は参加した11人の中では空気感が明らかに違ったけれど、意外と話しやすかった。
洋楽が共通点で話が少し盛り上がったあと、夜に流してくれたのがJames Bayのchaos and the calmのアルバム。
その時は夜に似合う雰囲気の良い曲だなくらいしか思ってなかった。
たった1週間はやっぱりされど1週間。
あっという間に終わった後、なんとなく懐かしい気持ちでApple musicに追加してたアルバムを聴く。
その時思い出したのはその人の姿と話し声。
明らかに浅い私なんかには手の届かないような人だったけどどうしてもその会話の風景が頭から離れなくて、
その後、連絡して会ってみたけど私が彼に追いつこうとし過ぎて失敗ばかり。
他にいいなと思う人ができたと言われたときには、頭が真っ白になるってこんなことかって思い知らされた。
実らなかったとしても、
その時その人に対して持っていたあの気持ちも一緒に曲に思い出として刻まれた。
だから夜ふとJames Bayの曲を聴くとあの時の手が届かなかったけど一生懸命頑張ってた恋を思い出します。
let it goなんて聴いてもやっぱり吹っ切れてない自分がまだいるんだなってより考えちゃう今日でした。