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初めてライブといふものに赴かんとす。

じつは米津玄師さんのライブ『2025 TOUR / JUNK』にしれっと当選していた。

昨年の8月、そもそも我が人生で初めてライブというものに申し込んだ。ファン歴2年弱。正直、何がなんだかよく分からない。このインターネットの広い海の中、どこを泳いで、どこに登録し、何を入力して申し込むというのだ??
わからない。分からなすぎて、頼みの綱であるCD封入シリアルナンバー片手に溺れかけた。あぶねぇ。

とりあえず『米津 ライブ 申し込み方 』で検索すると、まとめサイトがたくさんあった。手取り足取り教えてくれるインターネットの叡知を見た。まとめサイトの主さん、ありがとう。あなた方のおかげで申し込めました。

よく分からんで申し込んだものだから、抽選結果もよく分からぬままに見た。

※一回で当たると思ってなかった

北海道です!
ありがとうございます!!
ありがとうございます!!!!

そんで…  ここからどうすれば…?

当選したとて、分からないことに変わりない。私は何の知識も無いペラッペラのペーペーである。できれば生まれたての赤子くらい丁重に扱って欲しい。詳しく言わせてもらうと、当日までの心構えや あったら便利な持ち物、グッズやガチャガチャのスムーズな購入方法、フォトスポットではどのようなテンションでいれば良いのか等について、5000字くらいの至れり尽くせりな説明が欲しい。(※あとからちょっとずつ情報収集しました)

それから あれよあれよと月日は流れ、ライブ1ヶ月前にデジタルチケットを受け取った。でじたるッッ。もうなんでもスマホひとつあれば済む時代である。スマホは、スマホだけは、死守。
デジタルチケットの画面を確認して、いよいよ現実味が増す。あわわわわ。もうすぐ、よねづさんに、あえる。よねづさんとおなじくうかんでよねづのうたごえとくうきをすうんだああああわあああわわわ。

って……ダメだ。
ここで浮かれてはならない。

冬の北海道は何が起きるかわからない。
2月後半でも大雪や猛吹雪の可能性は十分ある。会場も大和ハウスプレミストドーム(札幌ドーム)で、正直行きにくい場所にある。雪の影響でJRやバスが止まったらアウト。車で会場付近まで行けないこともないが、公共交通機関が止まるような雪の中での運転は死と隣合わせ。そもそも飛行機が飛ばなくて米津さんが来れない可能性もゼロでは無い。しかも現在コロナやインフルが流行っており、ライブ直前に罹患するかもしれない。

期待したぶん、行けないときの絶望は計り知れない。浮かれてはならい。断じて浮かれてはならない。
決してライブのために双眼鏡を購入して当日の服やら靴やらを吟味し、美容室で髪をスッキリさせたうえに、肌や爪をせっせと手入れしてはならないのだ。(←やってる)

ちなみに普段、家で「米津玄師が」「米津さんが」「よねづがあああ!!」と言っている甲斐あって、ライブについては家族も「いいじゃん」「よかったね」「行っといで」と言ってくれている。
三児の母になってから、家族に祝福されつつ出かけるのは初めてかもしれない。ありがとうありがとう。君たちにはピザとお菓子とジュースをたくさん用意しておくから。いいかんじにパーティーをしていてほしい。
母さんは思う存分米津成分を浴びてMP(妄想ポイント)を回復してくる。米津玄師とは、もはやFFでいうところのエリクサーである。
例えがわかりにくい。

米津ファンの先輩である いぬいさんは曲の予習もしていらっしゃるようで、これまた参考にさせていただいた。先輩、いつも情報ありがとうございます!

noteの『今日の注目記事』でも、全国各地のJUNKライブレポートが取り上げられていて、わくわくが止まらない。もうネタバレとか恐れずに、目に入った記事からガシガシ読んでいる。みなさんほんとうに楽しそうで、米津さんが大好きなことが伝わってきて、こちらまで嬉しくなってしまう。

実際にライブに行けたとき、私はどんな気持ちになるんだろう。どんな感想を持つだろう。
緊張しすぎて借りてきた猫みたいになるかもしれないし、別人のようにテンションマックスになるかもしれない。もしくは心を奪われ過ぎてしばらくポンコツと化すかもしれない。
どうなるにしろ、新しい体験になると思う。とても楽しみです。

米津さんのライブまであと少し。無事に当日を迎えられますように。

油断せずにいこう

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玉三郎
お読みいただき、ありがとうございました☺️

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