「物欲コントロール」が身につく3つの習慣
できることなら、買いもの上手でありたい。
買いもの上手とは、どのようなことをいうのだろう。
それは、お得な買いかたができること、無駄なものを買わないことである。
では、一体どうすればなれるのか。
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ネットショッピングやクレジット払いが身近になり、買いものも借金も簡単にできてしまう時代だ。
そして、物欲を刺激するような情報が、身の回りにあふれかえっている。
羨ましい、わたしも、と思わされるような刺激も多い。
まさに、自制心が試される。
節約しなければいけないことは、分かっているのだ。
しかし、日ごろのがんばりを労いたい気持ちもある。
「ご褒美に。」なんて思いはじめたら、「すぐにでも買いたい!」という気持ちが止まらない。
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ここで、感情や欲望まかせに動いてしまうと、買いもの上手への道は遠のく。
お得かどうかも、むだにはならないのかも、判断できていない。
そこで大切になるのが、あふれてくる物欲を、コントロールすることだ。
欲しいという気持ちをいったん落ち着かせ、冷静になるのだ。
今回は、そのためのおすすめ習慣を紹介しよう。
[目次]
欲しいものは一晩ねかせる
片づける場所の整理をする
たっぷりと睡眠をとる
まとめ
1.欲しいものは一晩ねかせる
すぐに買うことは避けよう。
例えネットショッピングのカート内に入れたとしても、ひと晩は購入ボタンを押さないこと。
なぜなら、一度冷静になるためだ。
「必要なもの」なのか「欲しいもの」なのかを、考える時間をつくろう。
買いものの目的を理解していたほうが、後悔や失敗も少なくなる。
2.片づける場所の整理をする
買ったものを片づける場所を整理する理由は、2つある。
「いま、あるものを把握するため」
「買ったあと、どうするのかを考えるため」だ。
これで、むだ買いを予防しよう。
いまあるもので、なんとかなるようなアイディアが浮かぶこともある。
また、必要のないものが整理されていくうちに、買おうとしていた気持ちがなくなっていくこともある。
ほんとうに必要なものは違った、と気づくことだってある。
欲望に振り回されず、冷静になれた瞬間といえるだろう。
現状を把握し、買ったあとの未来予想図をつくるのだ。
これは、買いもの上手への通過点だ。
3.たっぷりと睡眠をとる
「脳が正常に働いている」ということが大切だ。
睡眠不足は、脳の思考力をさげ、判断力も鈍くする。
脳内の有害な代謝物が取り除かれなくなり、たまってしまうからだ。
なにかの理由で、寝不足が続いている。
そんなときに買いものをすると、散財してしまうリスクも高まる。
赤信号だ。一旦止まろう。
買いものの最終判断を下すときは、6時間以上の睡眠をとっているときがおすすめだ。
さらに、夜10時から12時までの間に就寝し、翌朝の目覚めがすっきりとしている日は、ベストコンディションといえる。
お得な買いものか、必要な買いものか、喜びにつながる買いものかを、これで落ちついて判断できるだろう。
4.まとめ
買いもの上手さんは、自分なりの物欲コントロール習慣や買いもののときのルーティーンがある。
大切なお金を使うのなら、後悔なく、ほんとうに自分が欲しいものを手に入れ、生活の質が上がったほうが嬉しい。
生きていると、消費はつきものだ。
せっかくなら、物欲とも上手につきあって、前向きな消費の形をつくっていこう。
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