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taknalを使ってみて
taknalというすれ違い通信でオススメの本を紹介できるアプリがTwitter上で話題になっている。しばらく使ってみて、なかなか面白いアプリだと思った。もともと読書が好きで読書メーターという感想や本の管理ができるアプリは使っていた。読書メーターでも、他人の感想は読むことが出来る。ただし、自分の嗜好が強く出るため、予想外のところから情報が入るということは少なかった。この点、taknalは見知らぬ誰かから勝手にオススメされるという新鮮な出会いがある。普段は手に取らないビジネス書や意図的に避けている自己啓発本など、電車で移動すると一日で50冊以上もオススメされたこともあり面白い。
しかし、マイナス面もいくつかある。
①あまり移動しない日は同じ人から同じ本ばかり流れてくる。おそらく近隣に住んでいる人なのだろう。特別な個人情報を登録しているわけではないが、近くにいる他人という輪郭が露になることが、嫌だ
②一度に表示できるタイムラインが短い。たくさんありがとうオススメされても全部は見れない。
③オススメの本として登録できる本が少ない。これは有名な本なら登録できるということでもないらしく、例えば伊藤計劃の『ハーモニー』は登録できるのに、おそらくそれより有名な『虐殺器官』は登録できないといった感じだ。
いくつか面白い本に出会えたので、もう暫く使ってみようと思う。
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