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【750/1096】元気のもと

自分を元気にするもとになるもの
それらを探すことの大切さ
どんなときも
自分のことはまず自分でなんとかする
どうしようもないときは
誰かに助けてもらう 頼る

元気になるのも楽しくするのも
結局は自分しかいない
それは大人の話で
きみはもっと 
人に助けてもらうべきだった
その役目はわたしだった

ある本によると
この世にいない人は
この世にいる人の幸せを願う
ただそれだけのようです

ひとりで泣いたり お酒を飲みすぎたり
食べなかったり寝なかったり
喪失での苦しみに悶ている姿を見るのは
辛いんだって
逆だったら そうだもんね
愛する人たちには幸せでいてほしい
願いはそれだけ

ということはつまり
亡くなった人は
わたし達のことが大好きだった
ということだ
愛していた ということだ
その辺りで泣いた
きみに申し訳なくて泣けた
わたしだって大好きだったさ
大好き以上のものだったさ
伝わらず 救えず この現実が辛い
きみの願いは
幸せに長生きしてください だから
ほんとに幸せを願ってくれていた
きみがそこに入らなかったことを
悲しく思う

どんな別れであれ
亡くなった人は生きている人の
幸せを願うんだろう
そこにいない自分には
どうすることもできないことで
生きているうちにしか
できないことだと 
亡くなった人には
わかるのかもしれない
兎にも角にも
幸せを願っているそうです

こんな状況だから
無理ゲーな感じもするけれど
きっと いつかそうなれる
きみの不在を抱えつつ
幸せを感じられるときが来る
そう 願う 

そのためにも元気のもとが大事だ
自分にしかわからない
自分だけの元気のもと
きみ以外の元気のもと

残された者の日々