息を吐く 【144/1096】
寒くて肩に力がはいる
悲しみで身体がこわばる
食いしばりで首にくる
罪悪感と落ち込みで
より猫背になる
とぼとぼと力なくあるく
気がつくと
息がとまっている
思いつめたり考え込んだり
そんなときはとにかく
息を吐くこと
肚(丹田)から空気を押し出すように
息をすべて吐ききること
吐ききると自然と空気が
入ってくる
何度かゆっくりくり返す
丹田が意識されて
肩の力が抜けてくる
姿勢もよくなり
楽になる
朝や晩に
自分の呼吸に集中する
瞑想みたいなもの
自分の内面にフォーカスして
さまつなことを
一度忘れる
嫌なことがあったときも
この呼吸が役に立つ
嫌な人の隣でも
自分の呼吸に集中して
気持ちを落ち着けさせると
ふしぎと楽になってくる
だいたいの人は
肚が座ってない
肚が座ってないと
肩で立つことになり
肩が上がったり
腰をそった状態がつづいて
肩こりや腰痛になる
丹田は体幹を使うから
自然と肚が座ってくる
腹筋をしなくても
呼吸さえ気にすれば
以外と身体がしっかりしてくる
肚がすわると
地に足がつく
ふわふわしないし
頭でばかり考えなくなる
身体を使って行動して
知りたいことをやるようになる
頭ばかりだと
身体は置いてけぼりで
ずっと寝たまま知識だけ増える
増えた知識が頭をめぐって
それだけで疲れてしまう
わたしはそんな風に感じている
息を吐くこと
どこでもできる
通勤中でも歩きながらも
買い物しても映画をみているときも
日常では
息を気にしてないときの方が
多いのだから
気になったとき
なるべく息を吐く
丹田を忘れないこと
つづけていくと
お腹周りの肉も
すこし減ってくる
気持ちも安定してくる
自分の周りが守られているような
そんな気持ちになってくる
ひとりでも孤独でなくなる
なんとなく満たされてくる
なんでだろうね
息を吐くとリラックスできる
自分のことに集中する時間は
ひとそれぞれ好みはあるけど
息を吐くことは
いつでもどこでもできるから
とにかく吐いていこう
息がとまっている
自分にも気がつくだろう
自分のことを気にかけること
頭でなく身体から
アプローチしてみると
楽になりやすいかもしれません
今日もありがとう
今日も息を吐く