あの頃はできなかったゲームタイトルに出会う旅【ペーパーマリオRPG】
どうも、流-ながる-です。
2024年5月、『ペーパーマリオRPG』が発売されました。
ゲームキューブ(GC)の名作を再びということで、発表された時、発売された時、それぞれ盛り上がっている様子が感じられましたね。
自分は初見プレイです。
リメイク、あるいはリマスターというと、発売された当時に遊んだ方たちが盛り上がるというイメージがありますが、初見も喜んでいますっていう今回のお話。
『ペーパーマリオRPG』がゲームキューブで発売された当時、自分は子どもでありました。家にも実のところあったんですが、家族はプレイしていて、自分はプレイしていなかったんですよね。
いつかやってみたい、なんか面白いらしい。けどもう、今はプレイできない。
そんな人に希望を与えてくれるのがリメイクです。本当に感謝ですね。なので今更だけど初見『ペーパーマリオRPG』に感動しまくってステージ1までプレイした感想をまとめようと思いました。
紙だ、ペラペラだ! マリオストーリーやん
『マリオストーリー』は紙マリオシリーズのいわゆる初代にあたる作品です。これについてはNintendo Switch onlineの追加パックでプレイしていました。これも元々は64でソフトは持っていたのですが、誰かがプレイしているのを見ているだけだった自分は、自力でクリアをしたことがなかったのです。Switchでプレイ出来るようになり、是非ともクリアしたいとプレイしたのです。
そもそもなぜ『ペーパーマリオRPG』にこんなに大興奮しているのかというと、アクションとりわけ2Dマリオが大の苦手だからです。マリオのキャラクターは好きだけどマリオといったらコレ! の2Dマリオが苦手だなんて……。しかし長年任天堂の看板をやっているだけあって、ちゃんとRPGもシリーズ化しているのがマリオなのです。これでゲーム画面を見ながら悲鳴を上げて、穴に落っこちるマリオを見なくて済みます。と、思ったら実は『ペーパーマリオRPG』でもしっかり落ちているのですが。
RPGは多くあるけれど、バッジシステムが面白い
どんなマリオにするかは、プレイヤー次第
考えてみればRPGは世の中にたくさんあります。アクションが見どころのマリオらしく、戦闘画面でのアクションコマンドという要素があるわけですが、自分の"ここがスキ"ポイントをひとつあげると、バッジシステムです。
バッジというアイテムをマリオに装備することで、戦闘でマリオが使える技が増えたり、ステータスをあげたり、面白い効果を生み出したりと、ただレベルアップで強化されるマリオで敵を倒して進むだけのゲームではなくなっています。
進めば進むほど次々と登場する個性豊かな敵に対して、どのように対処するか、どのように倒すかを考える楽しみは、バッジシステムによって支えられています。
「ガツーンジャンプ」のバッジをつけると、強力なジャンプ攻撃がだせる。その代わり、RPGでよく言われるMPにあたるFP(フラワーポイント)は消費される。こんな感じ。FPにはもちろん限りがあるので、弱い敵は通常のジャンプで倒して、ちょっと強そうだなという敵には「ガツーンジャンプ」を使うといったことをしますね。これは、他のRPGでも"あるある"です。
ドラクエやポケモンだとレベルアップすると新しい魔法やわざを自動的に覚えていくのですが、『ペーパーマリオRPG』はマリオのステータスを上げる要素をその場でプレイヤーに選択させます。要素は3つ、HP、FP、BPです。
HP(体力)
FP(フラワーポイント、MP的なやつ)
BP(バッジポイント)
このBPが増えるとバッジをさらに多く装備できるようになります。バッジにはそれぞれ必要なBPが設定されていまして、より強力な攻撃ができるなど恩恵が多いバッジほどBPを多く必要とします。効果はさほどだけどいっぱいバッジをつけるか、効果絶大なバッジを厳選してつけるか、そういった組み合わせを考えるのが醍醐味となっています。
ダメージ二倍? なんじゃそりゃ!?
それで、面白いバッジを見つけました。
それは「ニバイダメージ」。敵からマリオが受けるダメージを2倍にするものです。
一瞬、マリオが敵に与えるダメージが2倍になるの? と思ったのですが、逆でした。これには膝を打ちました。
「そんな難易度調整できるのか!」
RPGのいわゆるハードモードというのがあるわけですが、このハードモードをバッジで任意で出来る。こんな感じのバッジが他にもあるの? とワクワクしています。早速ですが装着してみました。そうなるとなんと、ザコ戦でもヒヤヒヤするように。
「あ〜もうちょっとで、ゲームオーバーになるところやった」
案外こういう場面が多いほど、面白いのがRPGだったりします。
RPGのザコ戦というものは主人公が強くなってくるとどうしても作業感が醸し出されます。敵の特性というものも理解してしまっているので、攻略感が薄れてしまうわけですね。そんな中で、自由にヒヤヒヤ感が味わえるバッジが気軽に装備できるのです。「ニバイダメージ」に必要なBPは0ポイントで、BPも消費しません。
思えば、これはリメイク作品です。一度クリアして戦略が確立している方もこういったバッジをつけてやってみるのもいいのでは? なんて思いました。
まだ、ステージ2の途中、9時間半ほどのプレイ時間、スタート画面で増える仲間たちにわくわくしながら、じっくり楽しもうと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました。