わたしは ひとりの にんげんです
はじめまして あかちゃんです
このまえ こちらへ やってきました
ないては のんで わらって ねむって
それが わたしの しごとなんだって
わたしは あかちゃん
でも あかちゃんで あるまえに
わたしは ひとりの にんげんです
わたしには おじいちゃんが います
やまのうえの びょういんで
ずっと よこになってる おじいちゃん
もう ことばは しゃべれない
もう くちからは たべられない
いきをすること いきていることが
おじいちゃんの しごとなんだって
おじいちゃんは おとしより
でも おとしよりで あるまえに
せかいに ひとりの にんげんです
じょせい だんせい ◯◯じん ◇◇しゃ
はこに いれられ ラベルを はられ
たなに ならべられる そのまえに
わたしは ひとりの にんげんです
にんきもの かわりもの きらわれもの
でんぱごしの あのひとも にんげんです
みじゅくものかも しれないけれど
となりの そのひとも にんげんです
やりたいことや しんぱいごとをもった
かけがえのない ひとりの にんげんです
はたらくことは いきること
「ひとが うごく」とかいて「はたらく」
ひとは うごく そして うごかす
あたまを こころを そのからだを
わたしは なにを かえせるだろう
だれかに せかいに それから じぶんに
みんな ひとりの にんげんです
ひとり ひとりの にんげんです
あなたを つつむ カラフルな しごとたち
あなたへ つながる たくさんの ひとたち
あなたの しょくたくを いろどるために
はたらく ひとりの にんげんです
あなたの かいてきを つくりだすために
はたらく ひとりの にんげんです
あなたの ひといきを ささえるために
はたらく ひとりの にんげんです
あなたの じんせいに よりそうために
はたらく ひとりの にんげんです
いまの やくわりが なくなっても
わたしは ひとりの にんげんです
いきることは はたらくこと
かわりつづける らしさを たずさえて
つむぎかけの ものがたりを はいけいに
たいせつの ために「ひとは うごく」
もくてきと ともに「ひとは うごく」
それが「はたらく」ということ
あなたが いきている それだけで
だれかの いきる ちからになる
いし えん きっかけ こころもち
あなたを ほんのり てらしだす
たすけあうために ひとはいる
よろこびあうために ひとはいる
いろいろに であうために ひとはいる
わたしは はたらく
いまも かこも このさきも ずっと
いきた しるしは どこかに のこる
そらも うみも もりも まちも
ひょうじょう ゆたかに うごいてる
あぁ そうだった「にんげん」だって
せかいの たような こせいの ひとつだ
わたしは ひとりの にんげんです
あなたの しごとは なんですか
はたらく もくてきは なんですか
ちきゅうという きょうどうたいで
すべての いのちと いきてゆく
あなたも ひとりの にんげんです
noteを始めて、1年が経ちました。写真は、昨年12月30日に生まれたわが子です。名前は「碧(あおい)」といいます。今は会うことの叶わない、療養中のおじいちゃん(私の父)の干支でもある、丑さんを抱っこしてもらいました◎碧といっしょに世界をゼロから体感していけたら、どんな表情のnoteが生まれてくるかなぁ、、2021年も彩り豊かな毎日が、みなさまに訪れますように^ ^