たる

「いっしょに生きる」 “そらな”代表 妻・娘・息子と京都で暮らしています

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どっから こっから きょうかいせん

ひとは せんを ひきたがる こっちと そっちを わけたがる どっから こっから きょうかいせん そらと うちゅうは どっから こっから こどもと おとなは どっから こっから あのひと いいひと? わるいひと? おしえるひとが おしえられたり ささえられるひとが ささえたり このくにがあって あのくにがあって わたしの? あなたの? それとも、みんなの? かこ いま みらい ひると よる しあわせ ふしあわせ さかいめみえる? こっちも あっちも だい

    • ぼくらは “そら”の こどもたち

      “生きて生かされている” 商店街の大好きなパン屋さんに 文字が優しく並んでいた ぼくは“ふう” 自然と人がめぐり逢う “そら”が広いこのまちで 生まれて3度目の紅葉の季節を のんびりゆるりと楽しんでいるよ * 鮮やかな鐘の音が胸に響く ステンドグラスから降り注ぐ彩り豊かな光 100年続く教会に50年通ったおじいちゃん 朗らかなこの地で活動を始めたおとうちゃん 小中高生のおにいちゃんおねえちゃんが 夕陽に照らされやってくる場の名は“ココ” “こ”ど

      • “生きる”というギフト

        はじめまして あかちゃんです 12がつ30にちに うまれました やわらかな はるのひ びょういんへいって おじいちゃんに あいました まっすぐ みつめあいました ことばのない はなしをしました てをふって わたしがへやをでたら おじいちゃんは てんごくへいきました * おかあさんは わたしをだっこしてくれます いろんなうたを うたってくれます もりへさんぽして いっしょにおやつをたべるのが すきです おかあさんが いてくれるだけで しあわせです おか

        • “いのち”の熾火(おきび)

          「んー、んー」 やっぱり言葉にならないな。 桜のつぼみを窓から眺める。 かあさんが面会に来なくなって一年ぐらい経つのかな。 もう口からは食べられない。 会話も難しくなった僕を、ある看護師さんは“超人”と呼んだ。 ベッドに横たわったまま家族にも会えない日々に希望を抱けず弱っていく人は多い。それでも諦めずに生きる僕は“超人”らしい。 僕はそんなヒーローじゃないよ。 反論しようにもしゃべれないんだけど、目的もなくただ生きてきた訳ではない。 僕には“いのち”の熾火(

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        どっから こっから きょうかいせん

          和気香風 〜ぼくらは いつも 「和」といっしょ〜

          つたえたら あのひの ぼくは わらうかな こんなじんせい まってるよって   *   「和」をもって 人は生きている あなたも みんなも 一人ひとり 自分だけの「和」の「主人公」 生きとし生ける すべての「生命」 ひとつの「命」に ひとつの「和」 「和」と「和」のあいだには「間」がある 「時間」「空間」を生きる「仲間」がいる   「和」にはそれぞれ「色」があり 「季節」や「天気」のように移りゆく 「和」の「重なり」から「彩り」が生まれる まーる

          和気香風 〜ぼくらは いつも 「和」といっしょ〜

          春茜(はるあかね)に 照らされて

          はじめての きせつと きょうも まちあわせ さくらそふとの かおりに ゆられ

          春茜(はるあかね)に 照らされて

          完璧を目指すな、半端を楽しめ。

          「ベストを尽くせ」 大きな横断幕が揺れている。 この襷(たすき)をつなぐ。1秒でも速く、1つでも前の順位で。 * 毎日毎日走り続けた。 僕はすべてを陸上に懸けていた。 小学6年生で走った「大文字駅伝」 その時のメンバー8人の内、いったい何人が走ることを続けたのだろう。 京都では有名なその小学生駅伝を目指し、毎朝みんなで練習をした。地区予選を突破し、都大路を駆け抜けた。全国高校駅伝や、都道府県対抗女子駅伝のランナーたちも走る、大きな通りだ。 家族や友だち、地域

          完璧を目指すな、半端を楽しめ。

          そうありたいなら そうあろう

          あるあさ やさしい ひかりを ながめていたら わたしの こころが わたしに はなしかけた じんせいの すごしかたが かわったねって   「 なりたい じぶんになる 」から 「 ありたい じぶんである 」へ   それは ちいさく おおきな へんか それは やさしく ゆるやかな へんか   あなたは どんなじぶんで ありたい? わたしは わたしじしんで ありたいな   できごとも ひとも あなたの かがみ なにかと むきあい じぶんと むきあう だれかに よ

          そうありたいなら そうあろう

          わたしは ひとりの にんげんです

          はじめまして あかちゃんです このまえ こちらへ やってきました ないては のんで わらって ねむって それが わたしの しごとなんだって わたしは あかちゃん でも あかちゃんで あるまえに わたしは ひとりの にんげんです わたしには おじいちゃんが います やまのうえの びょういんで ずっと よこになってる おじいちゃん もう ことばは しゃべれない もう くちからは たべられない いきをすること いきていることが おじいちゃんの しごとなんだって お

          わたしは ひとりの にんげんです

          自分も 多様性の 一部だった!

          「きみもぼくも多様性の一部だよ」 父にそう言われてはっとした。 平日休みの昼下がり、わたしたちが座る大きなソファには、やわらかい光が差し込んでいる。 児童館に就職したてのわたしは、何気なく父と仕事の話をしていた。 児童館の学童クラブには、しょうがいのあるこども、発達に特性があるこども、両親と離れ祖父母と暮らすこども、おやつ代の支払いが難しいほど貧困に苦しむ家庭のこども、様々な事情や背景を持ったこどもたちが通っていた。 無邪気でかわいいこどもたちだが、時に鋭い言葉で仲

          自分も 多様性の 一部だった!

          こんな すいようび あったら いいな

          「なつが おわるまでに かんがえてきてね」 おもしろいことが スキな とうのせんせいが みんなに だした しゅくだいの テーマは 「こんな がっこう あったら いいな」 みじかい なつやすみの さいごのひ おさななじみの そらと こころは ふたりで ならんで ノートを ひらいて どんな がっこうが たのしいか かんがえた * そらは おもいついたことを はなしはじめた 「『スキに すごせる すいようび 』ってどう?」 じっとしてるのが にがてな そらは

          こんな すいようび あったら いいな

          やっぱり あなたに あいたいなぁ

          あなたが ないて うまれたら ぼくは わらって ゆくだろう あなたの おとは トク トク トク ぼくの むすめの おなかの なか あなたが いきていると しったとき ぼくは あなたに あいたくなった どうにか そこまで いきたくなった せかいが ずっと かわりつづけても きっと かわらないことが やってきた みたことも ふれたことも ないけれど ぼくらは あなたを あいしてる となりで わらいあうひが こなくても あなたは かけがえのない かぞく むすめは おか

          やっぱり あなたに あいたいなぁ

          たようせいの どまんなかで

          多様性(たようせい) って なんだろう? ほおづえ ななめうえ みあげた ひるの つき たようせいを みとめよう たようせいを うけいれよう よくきく フレーズ そのばで フリーズ じぶんの そとに あるようにして そこから まえに ふみだせなかった ちがいは いやがるか おもしろがるか でも べつのみちも あるかもしれない きみも ぼくも たようせいの いちぶだ あるとき いわれて はっとした だれかに よりそう そのみちのりは じぶんと むきあう みちでも

          たようせいの どまんなかで

          あだ名を 羽織って 生きてゆく

          あなたには「あだ名」はありますか? いつからそう呼ばれていますか? だれがつけてくれましたか? その名で呼ばれた時、あなたはどんな気分になりますか? 決まったあだ名がなくても、わたしたちは暮らしの中で「肩書き」や「所属」や「役割」を羽織ることがあります。 「店長」 「先生」 「クリエーター」 「△△社の〇〇さん」 「◇◇ちゃんのお母さん」 色んな呼び名で溢れる世界。 「〜〜といえば、〇〇さん」という風に「キャッチコピー」・「代名詞」・「異名」など、カラフルな個性をな

          あだ名を 羽織って 生きてゆく

          あるのと ないのと ともに

          あるとき ないとき かんがえた あるのに ないの あるかな ないのに あるの ないかな めにみえない かおりがない きこえない あじがない さわれない たしかめないと おちつかない? かんじられるのが すべてかな? いいも わるいも せいぎも あくも いろも かたちも そらも こころも たなに ならべて はこに おしこみ でも わけられないのも あるみたい あるようにおもえて ないもの なんだ きづいてないけど あるもの なんだ かんじょう いのち おもいで き

          あるのと ないのと ともに

          このあいだで なにしよう

          このあいだ きがついた せかいは あいだで あふれてる なかまも じかんも くうかんも あいだが あるから ここちいい こころの すきまは ゆとりに かえて まちと まちの あいだ ひとと ひとの あいだ たいせつ と たいせつ このあいだには なにがある? かべ みぞ きずな いと かけはし みえない なにか つくったのはだれ? まだない なにか つくるのはだれ? ないて うまれたから わらって いけたらな そのあいだで なにしよう はじめましてから さよ

          このあいだで なにしよう