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【緊急募集★拡散希望!だって、トマト食べたいもん!】2025年2月15日(土)→23日(日)&24日(月・祝)追加 除雪ボランティア求む!
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先週からの大雪は数日で2mほどの降雪となりました。もはや「災害」と言って良いレベルだと思います。
◆電柱の高さほど積もっている場所もあり
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石徹白地区は小学校の校庭で積雪3mを超過し、全国積雪深ランキングでもトップ5に匹敵しています。
こうなると集落全体で各住居の屋根雪おろしは必須です。
20代から50代の人数が極端に少ない過疎高齢の典型的な人口構成のため、
なかなか迅速には進みません。
行政の助けを期待できない現状では、
集落除雪の仕組み作りが求められています。
◆高さ3mのビニールハウスが完全埋没!?
ここ石徹白地区は白山の南麓にある標高700mの高原で、夏の寒暖差を活用した、
トウモロコシやトマト、ほうれん草、自然栽培の野菜やお米が好評です。
しかしながら、この大量の途方もない大雪の結果、、、
農業用のビニールハウス群の骨組みパイプが
完全に埋まっているような状況となりました。
住居が無い所は道路除雪がされないので、スノーシューを履いて、
それでも膝まで沈みながら、数百m先の現場へ歩きました。
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どこもかしこも、真っ白で雪原になっています。
どこにハウスがあるのか解らないぐらい積もっていました。
無雪期の風景を思い出しながら、
電信柱の位置であたりをつけて近寄ってみると、なんとなく見えてきます。
うっすら畑の畝のようになっている場所がありました。
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息子と一緒に手で掘って確認したところ、
ハウスの一番高い所よりもさらに50センチほど雪が覆っています。
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夏場は高さ3mのビニールハウスでトマトを栽培しています。
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この空間が全て埋まっています。
なんだこれは・・・。
実際に自分の目で見て、改めて事態の深刻さを直観しました。
◆地域で仲間と共に生きるために
このままでは、雪が溶けたり凍ったりする際に、雪氷が縮んで
骨組みパイプを地面へ引っ張るため、
折れたり、曲がったりして酷い時には倒壊します。
ビニールがかけられず施設としては使えない状態になるかもしれません。
そうなった場合、高齢の方々は農業を止めるという選択になったり、
若手農家の場合も厳しい経営状況に陥ることが予想されます。
施設共済等は加入していて、適用はされるけど、
ハウスが古いので微々たるものらしいです。
今回の被害をきっかけにして、営農意欲を失い離農する農家が増えたら、
その先はどうなっていくでしょうか。
僅か100軒200人足らずの集落でひとり一人の存在感のなんと大きなことか、
日々の暮らしや関わりの中で実感しています。
それぞれの仕事や夢は違っても、ここで生きて、子育てをして、
祭りや結の作業や消防団で共に汗を流し、保育園や小学校のPTAで顔を合わせています。
地域のお年寄りたちも含めて「石徹白は一つの家族」、
「小学校を30年後も残す」というスローガンのもと歩んできています。
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私は地域や国家の基幹産業とも言える農業に従事しているわけではありません。
だから、本当の苦労は理解できないかもしれません。
しかしこんな緊急時の重荷は僅かながらも分かち合い、
共に生きる道を探りたいと思います。
◆食べ物は心を育み、命と直結している
石徹白小学校は全校児童12人で保育園は7人です。
市内でも県内でも珍しく給食センターではなく、
子ども達の親が調理員となって、できたての食事が提供されています。
様々な学校を転勤されている先生たちも驚くほどの美味しさです。
その食材には地域のトマトやトウモロコシ、ほうれん草、野菜なども
使われ子ども達も農家の存在を身近に感じています。
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ハウスが埋まっている様子を自分で見て、
私があちこちに電話したり、相談している様子を傍で聞いていた息子(小2)は、
危機感を持ったらしく、ぽつりと言いました。
「ハウスを掘るなら手伝うよ!」
「だって、トマト食べたいもん!!」
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人手や資金を募ることをちょっとだけ躊躇していた自分の心に
薪を投入されたような氣持ちになりました。
数時間たって、一人で夜の除雪をしていたら、
ふと息子の言葉を思い出し涙が出そうになりました。
そうだ、自分のためでもなく、農家のためだけでもなく、
子ども達の今と未来のためにも、やるんだ!
それまで雲に覆われていた夜空から、パ――――っと月光が差し込み、
あたり一面が青白く照らされて、私もその中にいました。
肚落ちした瞬間、本当に奇跡のような光景に包まれて驚きつつ
背中を押されたように感じました。
自然の厳しさと温もりは表裏一体ですね。
白山信仰は、こういう景色と営みの中で編み出された、
先人たちの祈りと知恵の結晶なんだと思います。
◆来週2月17日(月)から再び寒波と大雪?!
気象庁は来週17日頃から東海~九州・奄美に「低温に関する早期天候情報」、
北陸・岐阜県山間部に「大雪に関する早期天候情報」を発表しています。
今週は暖気が入り雨予報もあり、雪が僅かながら溶けるかもしれませんが、
来週は寒波で雪が縮みつつ、さらに大雪で荷重が増えそうです。
10年に1度という言葉も聞き飽きましたが、
うんざりしている場合ではありません。
緊急度が高まっています。
◆私たちは共に行動する仲間を必要としています!
石徹白地区に移住して新規就農でトマト農家をしているMさんに確認したところ、
ご自身のビニールハウスの大きさは6m×50mが11棟、6m×40mが1棟、
6m×25mが1棟、6m×10mが1棟、合計14棟です。
これだけあると全てを救出できるかは未知数ですが。。。
何もせずにいるということはできません。
誰かが「無駄だから止めろ」と言っても、
その先に何があるのかは、行ってみた人だけが見えます。
結果を氣にするあまり、動けずにいるなら、
小さな小さな半歩を踏み出せる理由を探しましょう。
自分だけでできなければ、誰かに巻き込まれてみてください。
努力は必ずしも報われるとは言えませんが、
まずやってみて、一つずつ氣づいて学んでいけばいいのです。
今回のような事態だけではない地域や国の様々に困難な現状や
災害が頻発している中で、私はただ座して待ってはいられないのです。
自ら現場を観察し、問いを立て、仲間と試行錯誤して関わり、
群れとして生きる術を見出していくことは、喜びに満ちています。
◆具体的な作業としては?
パイプが折れたり曲がったりしないように、
一番、高いところから2mほど掘り下げる必要があるとのことです。
本当は重機や大型の除雪ロータリーを入れて道路が開けば、
そこに排雪することもできます。
具体的に検討いただいたのですが、既に道路も3m以上も積もっていて、
機械さえも入ることができないようです。
ならば地道に平地を歩いていき、スコップやスノーダンプなどで掘り出していきます。
道具は石徹白土建のご協力により、こちらで準備できています。
2月15日(土)9時~16時で人数は多いほどありがたいです。
1つ注意点として道路は凍結・積雪の可能性がありますので、
雪道運転の経験者が運転で4輪駆動、スタッドレスタイヤが必須です。
皆様のつながりある方々へ緊急のお声がけ、よろしくお願いいたします。
◆応募はこちらのフォームから!
https://forms.gle/S9JZk9pc3DkCAULX6
◆活動志縁金・ご寄付・カンパも同時に募ります!
もしこの状況にお氣持ちを寄せていただけるならば、
人手以外にも活動志縁金で伴走いただけると嬉しいです。
遠方や様々な理由で現地へ行けないが想いを共にしてくださる方々は、
活動に必要な志金を援助いただけませんか。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
用途)
支援に必要な機材費(レンタル&購入)、燃料費、施設使用料、人件費、傷害保険料など。
被災者へ分配される「義援金」とは違い、
被災者を支援する活動についてのご寄付となりますのでご理解ください。
★お振込み先★
●ゆうちょ銀行口座間の振込
ゆうちょ銀行 記号 10420 番号 25036271
特定非営利活動法人 森の遊学舎
●ゆうちょ銀行以外の金融機関口座から
ゆうちょ銀行 店名 〇四八(読み ゼロヨンハチ) 店番 048
普通預金 番号 2503627 特定非営利活動法人 森の遊学舎
お手数ですが、
お振込みいただいた方はお名前などを森の遊学舎へメールにてご連絡ください。
志縁者リストを公表する場合がありますので、匿名希望の方は御書き添えください。
緊急活動のため、御礼状に代わるメッセージなどは
日々の報告にてかえさせていただきます。
会計報告は別途、活動終了後にさせていただきます。
◆座して待つより動くべし
今回のような事態は珍しいことでしょうか。
残念ながら地域や国の様々に困難な現状は加速していくかもしれません。
日本列島では災害が頻発している中で、
希望を育み、次世代へ手渡していくためにも、
私はただ座して待ってはいられないのです。
自ら現場を観察し、問いを立て、仲間と試行錯誤して関わり、
群れとして生きる術を見出していくことは、喜びに満ちています。
共に!!
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