石徹白(いとしろ)Life935日目2020年7月10日【岐阜大学地域科学部の学生さんによるインタビュー】
今回、まずは岐阜県地域振興課からの打診があり、インタビュー可能な方いますか?ということだったので、手を挙げてみました。
岐阜大学地域科学部では、
地域を知るための学びの場として「地域学実習」という授業があり、
新型コロナ感染拡大防止の観点から現地訪問が難しく。
オンラインZoomで
地域起こし協力隊にインタビューをするということでした。
大学生3名と教員1名の5人で話しました。
学生のみなさんは緊張されている様子でしたが、
私も久しぶりに長尺なインタビューで最初は緊張感がありました。
出身地や家族構成などの話から、
出身地と現在住んでいる地域との違い。
地域での暮らしや仕事、
地域おこし協力隊員になるまでの経験や、
隊員になった経緯、
地域おこし協力隊としての活動や今後のビジョンなど。
困難なことや、やりがいなど多岐にわたる質問でした。
ちょうど最終年度ですし、改めて話しながら自分でも振り返ったり、
今後につなげる良いきっかけとなりました。
最後に若い世代へのメッセージを求められて、深呼吸。
出てきたことは「一緒に遊ぶこと」でした。
「遊ぶ」には、文字通りの遊ぶということもありますが、
その他にも2つ。
まず「余白とか余裕」という意味もあると思います。
車のハンドルでも遊びが必要です。
日常でもギュギュっと窮屈になりすぎれば苦しい。
それは当たり前のこと。
遊び心も余裕があるからこそです。
余白を取り戻すことが今、なかなか大切な時だと思います。
もう1つは「遊行ゆぎょう」という視点。
もともとは僧侶などがあちこち、布教や修行のために各地を巡り歩くという意味です。
自分の暮らしている風土の人、自然、文化を知るだけでなく、
若い世代もあちこちに出かけていって様々な経験や出逢いや別れが必要だと思います。
あっという間の2時間30分。
とても楽しく、私にとっても発見に満ちた機会となりました。
ありがとうございました!
報告書にまとめてくださるそうで、完成が楽しみです。
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石徹白地区 公式ホームページ http://itoshiro.net/
いとしろアウトドアビレッジ http://outdoor.itoshiro.net/
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