【愛農かまど作りワークショップ3日目in徳之島(鹿児島県大島郡)2023年の1基目。】2023年3月11日(土)、東日本大震災からまる12年が経過した今日という日に、
私は南国でかまど創りの伴走をしています。
核(原子力)も火ならば、かまども火ですね。
私たちは何らかの選択をしながら日々を生き、
生かされているのでしょう。
静かに手を合わせることと同時に、
絶望を見たあの時から、這い上がって、次なる世代へ、
未来への希望を少しでも遺したい。
それが、私の「かまど」への想いの一つです。
モノだけを残したいわけではありません。
かまどを手段に、きっかけに、
一緒に働くことや、ご飯を食べたり、語り合う中で、
私たちが生きることの意味や、幸せを育み分かち合いたいのです。
今日の作業に参加してくださった方は8人になりました。
見学された方も4人いました。
毎日、通ってくださっている方もいれば、
私が泊まっている宿の御主人もいました。
愛農かまどのことを島民に伝えてくださっている方もいれば、
ふらりと立ち寄った方が手を動かしてくださっていました。
貴重な土曜日の昼間にわざわざ立ち寄ってくださったこと。
何かを生み出す関わりが始まっていることに、
つながりや喜びを感じています。
午前中で粘土団子がたくさんでき、オーブンの上の断熱材になりました。
8段目まで完成し、9段目の煉瓦もほぼ切り終わった状態になりました。
赤煉瓦の粉まみれになりながらも、
みなさん奮闘しています。
3日目、言葉ではない関わりが生まれてきていることを感じます。
ちょっと疲れも出てくるころなので、
少し早めの16時に作業を終えて、島内探検へ。
アマミノクロウサギ勉強会では、
最初に講師の方から生態や写真などを教わって、夜の草地へ。
懐中電灯で照らされた先に、黒いものがいくつか。
居ます!
あちこちに。
徳之島に上陸した初日に、ひとりでレンタカーにて3時間30分も探したのに、
糞の一つも発見できませんでした。
しかし、今日は20羽以上の兎たちに出会うことができて、大興奮と大満足です。
兎年の歳男、アマミノクロウサギに出会いました。
かまどを通じて、いろんなご縁や経験をさせてもらって、
とても嬉しいです。ありがとうございます。
明日は最終日、みなさんと一緒に仕上げていきたいと思います。
追伸:徳之島のタコが美味い!
タコの穴は息子にも教えないそうです。
山と同じように、海にも種を保存するルールがあるのを知りました。
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