【60人でリスクマネジメントを学びあう1日】本日(2024年10月31日)は「ぎふ森 遊びと育ちのネットワーク」が主催する第3回 現場交流研修会 通称:ごちゃ混ぜ研修にて講師を務めさせていただきました。
今回のテーマは「リスクマネジメント」です。
森のようちえんや自然保育を実践している公立&私立の保育園、自主保育のお母さんたち、保育士の卵である大学生、環境教育を学んでいる森林文化アカデミーの学生さんなどが参加されました。
運営の皆さんと一緒に事前打ち合わせで相談し、
いろんな話をして、以下のような案内が出されました。
===引用ここから
『目から鱗の基本の「キ」』
本当はここから始めなきゃいけなかったんだ!
あなたの知らないリスクマネジメントの世界。
リスクマネジメントは技術的なことだけだと思っていませんか?
リスクはマネジメント出来ると思っていませんか?
組織の中でのリスクマネジメントに悩んでいませんか?
この研修を受ければ、すっきりモヤモヤ・・・
===引用ここまで
そして、14団体から59名と私で60名もの人々が、
あーでもないこーでもないと。
現場も経験も背景も、実践していることも違う方々ですが、
子ども達が野外で遊び、育っていくための環境や関わりを深めていこうという、
熱意に溢れていました。
最初から型にはめず、技術も知識も私が教えるということではなく、
参加型の場を育み続けて5時間余り、自律的な学びの場が立ち現れてくる様子に感動しました。
私もお茶を飲んでゆっくりしつつ見守っていたり、
ちょっとだけ刺激してみたり、聞き耳を立てて共にいるだけだったり、
今日まで学んできたことの片鱗を発揮できて嬉しいです。
最後のふりかえりまで終えて、ホッと一息です。
お母さんたちが学びあっている間、
子ども達はナヴァさん達と森の中でたっぷり遊べたようで、
お互いに満足そうな顔で再会していたのも嬉しかったです。
・リスクマネジメントは決められたことではなく、
答えがないものだと話して頂けて、「どういった物なんだろう・・・」と
何か答えを求めていただ、
自分たちで作っていく物なのだと感じた。
・答えはないけど、方向性が見えた!
・リスクマネジメントは外からの情報をうのみにすることではなく、自分の経験のみにこだわるのでもなく、柔軟に話し合いを重ねて、その時、その時で考えていくもの。
・ごちゃまぜということで、自分の人見知りから解放して話をすることで、
気づきが生まれたり、相手の気づきにもつながった。
・「リスクマネジメント」というものが、危険やリスクから身を守るために学ぶものだと思っていたが、何でも話し合える関係性を持ち、情報を共有することで防げるものがたくさんあるのだということがわかりました。
いただいた感想のごく一部ですが、それぞれの方の気づき、学びが、またそれぞれの現場や日常に役立っていけば嬉しいです。
ありがとうございました!!
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