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石徹白Life1111日目【雪まみれな正月だからこそ感じる希望】
年末年始は降り続く雪の合間を縫って、各所の除雪をしています。
何しろこの冬は既に1.5m以上の降雪があり、放置すれば駐車場は車が置けないどころか車が埋まる事態にもなります。
建築基準法では「1mの積雪があっても耐えられる」ことになっていますが、雪に加えて雨も降ったりしていますから、かなり密度が上がっています。
新雪で50kg/㎥ですが、湿った雪なら〜500kg/㎥となります。
この3日間で我が家の屋根にも86㎝の雪が載っていました。
そのままにしておけば屋根が折れることもありますので、
午前中のうちに屋根雪を降ろしました。
あとは消防団の詰所もいざという時にすぐ出られるように。
自分が住んでいる家の近くの消火栓2ヶ所も掘りました。
担当が特に決まっているわけではないのですが、
誰かがやってくれるとみんなが手放したら立ち行かなくなるのは眼に見えて感じます。
移住者が多少増えても
過疎高齢化で石徹白地区の人が全体的に減っていく傾向は続いています。
豪雪寒冷地で暮らすことの厳しさと恩恵は表裏一体であり、
自然の循環や人の関わりの中に生かされていることを忘れずにいきたいと思います。
これだけ降ればうんざりという方もいるかもしれませんが、
私は今のところ嬉しい気持ちが勝っています。
なぜならこの2年間は降雪が余りにも少なくて、山が渇いているように感じました。そのおかげで山菜やキノコや川の水量にも影響が出ていました。
気候変動で温暖化も寒冷化も様々な影響がありますが、
その中でいかに生きていくのか。
冬は雪の恵みを最大限にいただきながら、
四季を通じて「生き物として生きる」をますます実践していきたいと思っています。
参考リンク)
https://weathernews.jp/s/topics/201702/280115/yn.html
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