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学校嫌いじゃないのに行けない理由って?
子どもが朝起きられなくて、学校を休みがちになったら、どう感じますか?
「学校が嫌いなのかな」「友達とうまくいっていないのかな」なんて、親として心配になりますよね。
実は我が家の末っ子(小学生高学年)が、この冬、まさにその状態になりました。最初は月曜日だけ休む程度だったのが、だんだん休みが増えて、ついには1週間も休むように……。
でも、子どもに「学校は楽しい?」「友達関係は大丈夫?」と聞くと、返ってくるのは「楽しいよ」の一言。
じゃあ、なぜ朝起きられないのか。親としては、「言えない悩みを抱えているのかも」と、心配になってしまうんですよね。
1週間学校を休んだあと妻が医者に連れて行ったところ、「起立性調節障害」の可能性が高いと言われたんです。
初めて聞く病名でしたが簡単に言うと、自律神経がうまく働かず、起きたときにめまいや気分不快になる症状。特に思春期の子どもに多いそうです。
起立性調節障害への対応策
医師からは、次のようなアドバイスをもらいました:
朝は太陽の光や明るい部屋の明かりを浴びる
起き上がって座るだけでも血流が良くなって動きやすくなる
血流を良くするために日中に軽くでも体を動かす
日曜の朝、子どもが「しんどいから寝る!」と言っていたので、「起きられたら、去年から行きたいと言っていたマンガ本がいっぱいある日帰り温泉に連れて行くよ」と声をかけてみました。すると……のそのそ起きてくれました!
実際に起き上がって歩いたら、体がだいぶ楽になったようで、「歩くだけでも自律神経が整う」ことを実感しました。
車社会という環境も影響していたかも?
我が家は地方の車が欠かせないエリアに住んでいます。普段の学校送迎も車やバスが中心で、都会の子どもたちに比べて歩く機会が少ない。そうした環境も、血流や自律神経に影響していたのかもしれないですね。
小学生高学年になるとホルモンバランスの変化で「起きたくても起きられない」ことがあるんだ、というのが大きな気付きでした。
人生はマラソン。大人も子どもも体の変化にじっくりと向き合って、いたわりつつも楽しんでいきましょう!