#10 振り返ると良い始め方をしていたなと思った話
こんばんは。
相変わらずの激務で、ますますFIRE欲が高まっているTakuyaです。
今日は、これから株・投資を始めようとされている方に、
少し役に立てるのでは?と思ったことを書きます。
【この記事を書こうと思った経緯】
これまで、どちらかというと”買う”という視点で、
過去データの分析をやっていました。
その結果、良い買い方ができていると感じているわけですが、
”売り”については、過去のデータ分析ではなく、
買った株を売る(売り時を検討する)という経験の中で、
なんとなくの経験値として積みあがってきた感覚です。
ただ、”売り”についても過去データに基づいて、
自分の経験値を可視化してみようと思い、振り返っていました。
その分析は現在進行中なので、
また体系化できたら記事にもしたいと思うのですが、
今日はこの分析をするために過去の売買を振り返る中で、
気づいたことを記事にしてみたいと思います。
【分散→集中】
今日書くことは一言でいえばこれにつきます。
「そういう風にやろう」と意識して始めたわけではなかったですが、
結果的にそうなっていることに気づき、
「それって合理的で良い始め方やん」と思ったわけです。
過去の記事でも書いた通り、
私はデータ分析に基づいて、1か月単位で買い→売りを繰り返す、
Swingトレードのようなスタイルを中心に個別株投資をしています。
初めて買うときも、過去データを分析した後、
この戦略なら利益が出る確率が高いと思えたので買い始めたわけですが、
それでも最初は不安です。あと資金も当然少ないです。
なので、最初はどんな株でも100株しか買っていませんでした。
また、過去データに基づいて買う銘柄を決めるわけですが、
複数の候補が出てくる中で、それ以上に絞る根拠が最初は乏しく、
100株ずついろいろな銘柄を買ってみる、
みたいなスタイルになっていました。
最近はというと、
↑で書いた「初めて買った時」から1年ちょっと経ちましたが、
「これだ」と思える銘柄に数100株(計50万~100万とか)を
集中して買えるようになりました。
この、”分散→集中” という流れが、
合理的でよかったなと思いました。
理由は二つです。
①教材を増やしていた
②リスク分散ができていた
どちらも初心者にとってありがたいという話です。
①については、
過去のデータを分析したとはいえ、
まだ実際の売買をしていない初心者にとって、
経験を積み、さらに深めることは必要です。
そんな中、少しずつ多くの種類の株を買ったことで、
いろいろな売買のパターンを経験でき、
効率的に勉強ができたと思っています。
多くの教材で勉強しながら、
多くのパターンで机上の戦略を検証できたこと、
これが良かったと思います。
そして、この経験が積みあがったことで、
銘柄を絞る根拠(=買いの判断材料)も少しずつ増え、
今はある程度集中して買うことができているというわけです。
それでも複数に分散はさせますが、
分散させるときの重みのつけ方もうまくなってきていると感じます。
②については、
よくある分散投資によるリスクヘッジの話です。
初心者が多くの株をまとめて買うのはリスクがありますし、
(頭でそう思わなくても感情的に怖くてできないとも思いますが、)
少しずついろいろ買うことによってリスク分散ができていたことは、
初心者にとってやはり良かったと思います。
大きな損をすることなく、
戦略が正しければ勝つ確率が高いことも実感できますし、
合理的な始め方だったのではないかと思っています。
【まとめ】
以上、
初心者は分散→集中という流れで始めると良いのではないでしょうか?
というお話でした。
書いてみると当たり前のようにも見えますが、
無意識に進めてきた結果そうなっていたので、
自分にとっては一つの気づきでした。
”複利”という話もありますが、
資産の増え方は指数関数的になるのかなと思います。
リスクを分散するということは、
得られる利益もある程度分散されてしまうので、
最初は少しずつしか増えないと思います。
でも、少しずつ集中に切り替えることで、
指数関数のように急な傾きで資産が増える形に
移行していけるのではないかと思いました。
そして、今がそのちょうど切り替わるくらいの
タイミングであってくれたら良いなと…
願いながら、今日は終えたいと思います。