【初投稿】物流業界特化の採用コンサルtakuyaです!Vol 2
前回の記事からの続きですので、ぜひ先に【初投稿】物流企業特化の採用コンサルtakuyaです!Vol 1をご覧ください!
人材派遣会社の営業マンとして社会人デビュー
大卒の同級生から遅れること2ヶ月。
ようやく私の社会人人生はスタートしました。
家から徒歩3分の近い場所に事務所があり、最初は徒歩通勤でした。笑
この会社は、今や全国に100を超える支社を構え、某有名お笑い芸人がCMに出演し、それなりの知名度を得ていると思います。
私が入社した当時は、まだ60数支社しかなかったので、この数年で急激に伸びています。
この会社は、主に製造業派遣がメインでしたので、地元の工場が主な営業先でした。
研修期間がみっちり3ヶ月あり、名刺交換からビジネスマナー、電話応対などしっかり叩き込まれ晴れて1人立ちしました。
先輩から数社の管理を引き継ぎ好スタート!とはいかず・・・・。
いきなりの挫折を味わいました。
この、『管理』という仕事がまぁ大変。
派遣先に派遣しているスタッフの管理が仕事なのですが、
当日欠勤、無断退職(いわゆる飛び)は当たり前。
なんなら、派遣先への入社日の朝、待ち合わせに来ず入社ブッチ。
こんな日常が待ち受けていました。
派遣スタッフとの信頼関係を作り上げなければいけないのですが、そんなことは微塵もしらない若造でしたので、ひたすら言うことを聞かせようとしており、それが原因で連絡をもらえず、欠勤や飛びを派遣先の担当者からの連絡で知るなんてこともありました。
もう入社4〜5ヶ月で、退職しようか本気で迷いました。
管理がうまくいかないので、トラブル対応で新規営業なんてやる暇もなく、管理人数の目標人数、新規獲得の目標件数、両方未達。
まぁでも新人だから・・・、来月は頼むよ!と期待してくれる上司や先輩。
そんな上司や先輩がいたので、何だかんだ踏ん張ることができました。
本当にお世話になった上司の存在
この時の課長(後の部長)には、本当に色々なことを教えてもらい、励まされました。
派遣スタッフは物ではなく人なので、信頼関係を得なければいけない。
日々のマメな連絡や巡回(派遣先をみて回る)で顔を合わせ、人対人の付き合いをしないさい。と教えてもらいました。
また、入社前のヒアリングをしっかり行うことでミスマッチが減り、入社ブッチも減る。ヒアリングの際のコミュニケーションで最初の信頼を得ると言うことなど、本当に多くのことを学ばせていただきました。
全部を書くには中々長くなるので割愛しますが、この会社での経験がなければ、社会人としての考え方や、人との接し方、営業の仕方、今の自分の立場など作り上げる事ができなかったかもしれません。
数々の大手に落ちた私ですが、今でも繋がりのある人が多いこの会社に入社できたきたことが今になって大きな財産になっていると確信しています。
スピードを意識した仕事
そんな様々なことを教えてくれた課長から教えてもらって今でも確実に実行していることが1つあります。
それは、『スピード』を意識した仕事です。
取引先からのメールへのレスポンスのスピード。
応募者への折り返しのスピード。
タスクをこなすスピード。
とにかく、私はスピードを意識して行動しています。
突然ですが、あなたはレスポンスが遅い人と仕事をしたいと思いますか?
聞きたいことがあってメールをしても中々返信がない。
電話の折り返しが遅い。
応募した会社からの連絡が数日後。
どう思いますか?私は、絶対に一緒に仕事をしたいと思いません。
確かに他に仕事や都合はあるでしょう。
でも、連絡1本返すのにそんなに時間はかかりません。
それを疎かにする人は、他の仕事も疎かなんではないか。
そんな疑問が浮かびませんか?
私はそんな人と思われたくない。
だからこそ、どんな事柄においてもスピードを意識しています。
もちろん正確性がついてこないスピードはNGです。
正確+早い=信頼になるのは間違いありませんし、あいつに頼めば大丈夫だと思ってくれます。
このスピード感を何度も何度も口酸っぱく指摘してくれた課長には感謝しかありません。
現在の取引先にも、レスポンスが早くて助かる。
私の方も頑張らなければと思いました。
などのお声をいただくことが多くとても嬉しいです。
この会社での実績 営業
ちなみに、課長から様々なことを学び、営業成績は安定しました。
この派遣会社は、地元密着型を謳っており、私の支社の担当エリアは1市2町と大変狭いエリアでした。
その中で設立8年目に入社したので、新規の営業先はほとんどない状況。
それでも、過去の取引先や、製造業以外の企業へも営業をかけ、月1〜2件の新規を獲得していました。
あれ?少ないな。と思われるかもしれませんが、開拓され尽くしたエリアでのこの成績は、月間の中部地区営業粗利TOP3で表彰を受けるレベルでしたので、そこだけはお伝えしておきます。
この会社での実績 管理
ただ、派遣会社は新規の営業だけではありません。
派遣社員の数を増やしたかどうか。これが大きな査定となります。
いわゆる私が入社当時に苦手としていた『管理』の部分です。
派遣スタッフと信頼関係を築く、派遣先の労働環境の改善、派遣先紹介時にミスマッチを減らす。これらの対応を徹底的に行った結果、退職は激減。
毎月のことなので、未達の月も正直ありました。
それでも、前月から次月の数字の準備を怠らないことで、安定的に+の数字を残すことになり、結果的には入社3年目で後輩の指導係へ。
新型コロナウイルス到来
入社後の数ヶ月間の挫折後、割と順調にキャリアを積み重ねていた最中、
新型コロウイルスが到来しました。
派遣スタッフの能力の有無を問わず、バッサリと派遣スタッフが切られると言うとんでもないことが複数の派遣先で発生。
管理スタッフ60余名の内、7割の派遣スタッフが期間満了までで契約終了という憂き目に遭います。
先述したように、製造業メインで派遣しておりましたが、仕事量が激減。
夜勤もなくなり、正規の従業員を雇っているだけで一杯一杯になった企業が多くありました。
派遣元として、3ヶ月間は休業補償を支払い、その間に別の派遣先を血眼になって探すという対策を打ちました。
しかし、予想に反してコロナの影響は徐々に強まっていきました。
私たちは、管理人数で歩合給が決まっていましたので、大変苦しい時期でした。
この後色々あって現在の採用責任者という職を得るのですが、それはまた次回に記していきます。
またまた先延ばしになり、申し訳ないのですが、次回も読んでくださると幸いです。