一歩を踏み出す勇気
個人的な話ですが、約8年続けてきたシステムエンジニアの職を2019年に辞めました。
退職は円満に終わり、いまではフリーランスとして楽しく過ごしています。
「退職するという選択は間違えていなかった」と心から思います。
しかし、一つだけ大きな後悔をしました。
「もっと早く辞めればよかった」
行動が明日の自分を変える
やりたいことは「やりたい!」と思ったときに実行する。
僕がいま心がけている教訓です。
2019年に仕事を辞め、環境が大きく変化し、
「ずっと興味があったけど、できずにいたこと」を積極的に挑戦しました。
フリーランス
Webライター
ブログ
ダイビング
SNS(アカウントはあったけど放置していた)
2019年に始めたことは、いまでは生活の一部です。
そして2024年になっても、興味があることに挑戦したり参加したりする頻度は増えています。
どんな体験でも、得られるものが必ずあります。
行動の積み重ねが、明日の自分を変えていきます。
過去の自分は、興味があっても行動しませんでした。
とにかく行動が遅い。
というか行動しない。
「めんどくさい」と思ってしまったり「どうしようかな」と考えているうちにタイミングを逃す。
明日の自分が変わるなんて、もちろんありませんでした。
スタートが遅くて後悔した
前職を辞めてフリーランスになったとき、5年後の目標を考えました。
月収100万
ブログ通算500記事
ダイビング通算100本
水族館100館踏破
5年後の目標として設定していますが、できる限り早く達成したいと思っています。
月100万も稼いでいる自分の姿を想像するとワクワクします。
できることなら、明日にでも「そんな自分」になりたいです。
とはいえ、そんなに都合よく話は進みません。
小さな積み重ねを経て、ようやく達成できる目標だとわかっています。
平凡な自分には、近道なんて見つからない。
でも積み重ねていけば、確実に達成できるはず。
「目標を達成したい」という想いが強いほど、5年後という距離が遠く感じます。
ある日、ふと思いました。
「スタートが5年早かったら、どうなっていただろうか?」
仕事を辞めようか悩み始めた5年前にスパッと辞めていたら…
フリーランスという選択肢に、もっと早く気付いていたら…
もしかしたら、既に目標を達成していたかもしれない。
そう考えたとき、とても後悔しました。
どうせ後回しにしても、いつかやる
僕は前職を辞めるまで、5年くらい悩みました。
悩んだ理由は、さまざまです。
辞めた後のことを想像できなかった
社長から期待してもらっていた
給料もボーナスもそこそこ良かった
何回も説得された
「絶対に辞めてやる!」と意気込んでいたはずなのに、真摯に引き留められると「まぁ…そんなに言ってもらえるなら…もう少しだけ頑張ろうかな」と勢いを失います。
誰かに褒められたり前向きな話を聞いたりすると、やる気があふれる。
でも嫌なことがあると、すぐに心が折れて辞めたくなる。
本当に短いスパンで、モチベーションはジェットコースターのようにアップダウンします。
…人間って不思議ですね。
僕は前職を辞めるまで、5年間もジェットコースターに乗っていました。
何か行動を起こすとき、どうしても「さまざまな理由」が邪魔をします。
不安を感じることもあれば、周りから反対されることもある。
僕も「仕事の忙しさ」を理由に、さまざまなチャレンジを諦めていました。
でも、本当は諦める必要なんてなかったはず。
少しずつでも始めてみればよかったのに、できないと思い込んでいた。
たぶん、やりたいことを「一気にやろうとしていた」から。
いまになって、諦めていたフリーランスもダイビングも始められました。
そして、いざ始めてみると「忙しかった頃でもできたし、もっと早く始めればよかった。」と感じています。
やりたいことは「いま」すべき
なにか行動するときは、どうしても不安が邪魔をします。
嫌な予感や失敗を想像して、後回しにしてしまいます。
でも、人生に必要なことって、
後回しにしても、結局いつか実行するタイミングが訪れます。
歯医者に行くのがめんどくさくて、虫歯を放置していました。
結局、痛みに耐えられず、歯医者に行きました。
そして、無駄に治療が長引き、早く行けばよかったと後悔しました。
行動を起こさなかったり後回しにしたりすると、後悔するばかりです。
不安を解消するために、どれだけ考えて準備をしても、上手くいかないことは多々あります。
未来の自分が「どうなっているか」なんてわかりません。
でも、一つだけハッキリと言えます。
「未来の自分がどうなっているかは、いま行動した結果で決まる」
だから「やりたいこと」があれば、すぐに行動に移すべきです。
少しだけ、人生を振り返ってみてください。
思い切って行動した経験は、よい思い出として記憶に残っていませんか?