未来思考で振返るようにしてみた【第405回 読書会開催レポート】
今回は1ヶ月を振り返る読書会です。最近読んだ「フィードフォワード」の内容を取り入れて、この1ヶ月を振返りつつも、未来への行動につながる読書会に仕立ててみました。
過去に囚われすぎると前に進めない
前回まで「座右の書で振返る読書会」では、直近の1ヶ月を捉えなおす(書き換える)ことで、新しい気づきを得る設計としていました。しかし、直近1ヶ月のイメージが停滞や閉塞感に占拠されていると、振返る行為が苦痛となり、必要以上にエネルギーを消費してしまいます。
自分もこの3か月間は、思いどおりに自分をコントロールできなくて、振返りをしても、「しょんぼりへにょん😔」な気持ちになってしまい、次の一歩を踏むのが億劫でした。
フィードフォワード3つのキーワードで進められる
最近「フィードフォワード」が目に留まったので、本書を読んでみたところ、書いてある内容が腑に落ちました。なので、「フィードフォワード」の3つのキーワードを「座右の書で振返る読書会」に取り入れてみました。
3つのキーワードとは、「最近どうですか?」「これからどうしたいですか?」「もっと先にはどうしたいですか?」です。
これは、「最近どうですか?」で現在地を意識し、「これからどうしたいですか?」で未来の立ち位置を意識することで、そのギャップを埋めるために脳が自然に行動したくなるという仕掛けです。
「もっと先にはどうしたいですか?」という問いかけは、未来の立ち位置をさらに広げることで、より行動を加速させる効果があるようです。
読書会にフィードフォワードを融合してみた
まずは、これまでどおりに、本を読む前に1ヶ月の出来事を振返ることで「最近どうですか?」と同じ効果を得ます。
そして、1ヶ月の印象深い出来事と絡めて本を読むのですが、その際に「これから、どうしたいですか?」という問いを投げかけるように変えてみました。出来事に絡めて本を読むことで、思考の枠を外す前に、問いかけすることで、過去への囚われを薄めて、未来の視点に立ってもらいたいという設計です。
さらに、対話の時間では、それぞれが発言した内容を受け止めたうえで、「これから、どうしたいですか?」「もっと先には、どうしたいですかか?」と問いを投げかけるように工夫してみました。
効果はあったのか?
ということで、読書会に参加した人たちが未来思考になれるように、今回は「フィードフォワード」の仕組みを、座右の書で振返る読書会に取り入れてみました。問い掛けの仕方や、時間配分など、工夫すべき点はたくさんあります。
「実際に効果があったのか?」については、自分自身や参加者さんの行動の変化をフォローすることで確認していきます。
ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
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みなさんの参加目的
のんびりすっきりした気持ちになりたい
あったかい気持ちになる
今日一日を頑張りたいと思えるようにしたい
まだ気づいていない新たな課題に気づく
のんびり対話したい
モヤモヤをスッキリしたい
読んだ本
気づき・小さな一歩
「分人」「統合」というキーワードが心に残った
良い意味で、対話で久しぶりに答えが見つからないという、モヤモヤした気持ちになった
付け焼刃だと厳しい時代
文章には型がある
バランスホイール8つのゴールを書き出して、バランスを見る
8つのゴール:仕事・家族・趣味・友人・健康・お金・老後・社会貢献やりたいことに集中できたのは、家族との信頼残高のおかげだったと気づけた
学びのシェア会をひらく
家に籠ってお片付けしてできた余白で、色々な人と関わって、また参加したい
次回以降の予定
今後のモーニング読書会の開催予定は、次のとおりです。みなさんのご参加を、お待ちしております。
11/13 (日) 5:30 - 6:45
こころ・に残る一週間に! 「意外な本で、いい感じな計画を立てる読書会」ーあなたのイチオシの一冊をもってきて!
11/16 (水) 5:30 - 6:45
喋らなくてよい、モーニング読書会
心とじっくり対話しよう♪